行動ファイナンス

この前

個人的には、行動ファイナンスという分野がもてはやされるのはいかがなものかと思う。雑誌やウェブの特集などで、行動ファイナンスが最先端のもので、伝統的なファイナンス理論は時代遅れというような話を聞くことがあるが、伝統的なファイナンスの話を飛ばして行動ファイナンスの話をするのは筋違いだと思っている。

今回まとまった文字数のテキストを自由に執筆させてもらったので、行動ファイナンスの概念を含めようと思った。ただし、行動ファイナンスは最後にして、伝統的なファイナンス理論についても言及したいと思った。『伝統的なファイナンス理論があって、その反論として行動ファイナンスがある。でも、私たち投資家の行動は、どちらかというと、行動ファイナンスで説明されるような非合理的な行動をとりがちである』という感じで執筆したつもりである。

続く

「投資信託エキスパートハンドブック」絶版

出版社からご連絡があり、「投資信託エキスパートハンドブック」が絶版されることになりました(*_*)

この本は、現在の、SMBC日興証券のネット部門にコラムとして掲載させていただいた本を、当時のファイナンシャル・アドバイザーの編集長が拾ってくれて書籍化された思い出の本です。

編集長が自由に書かせてくれたおかげで、ほぼ私の書きたいことをそのまま書かせていただいたものです。あまり難しく書いたつもりはありませんが、あまり易しい本にもなっていません。

「金融商品を販売する人には知っておいてほしい」というのが、編集長と私の一致した点であったと思います。

”分散投資と長期投資”という言葉だけが世の中で知名度を増し金融機関の暴走を止められるのは金融庁だけという状態になり、さらに、”iDeCoやNISA”といった言葉だけに踊らされようとする時代に、特に、金融商品の売り手(ことさら中立性だけを強調しファイアンスの知識が不足している)FPに読んでいただきたい

というのが私の本音でした。

お買い上げいただいて読んでいただいたみなさま、ありがとうございました。

まだ読んでいないという方、特にお金を出して読んでいただくほどの本ではありません。

いつかはタダでもらえるだろうと思っている方。ごめんなさい、もう差し上げることはありません。もっとも、今まで差し上げていないのであれば、絶版になっていなくても差し上げなかったと思います。