あけましておめでとうございます

2021年まで、ひとり親世帯のみなさま向けにFP3級講座をさせていただいていましたが、2022年から、FP3級に加えて、FP2級も担当させていただくことになりました。動画での配信に重点を置いてFP2級の講義を開始したのですが…結構、大変でした。動画を編集する技術も、動画を撮る技術も勉強させられました。

今年も、昨年同様に、FP2級と3級の講座を担当させていただく予定です。もう少しバージョンアップさせて、より合格につながる講座を担当したいと思っています。講座の様子はこちらです。

2021年の年末にかけて、初めて、金融機関向け通信教育のテキストの執筆をさせていただきました。2022年になって、『原稿料を含め投下資金は回収できている』と編集から教えていただき安堵しています。2022年も、同じように資産運用がテーマの通信教育の教材の作成に参加させていただいています。リリースされましたら、ブログ等でお知らせいたしますので、興味がある方は受講していただければ幸いです。

保険関係者向けの専門紙「インシュアランス」での連載は10年目に入ります。ありがたいことに、テーマ選びから、執筆の内容まで、すべて任せてもらえています。私が関与している、資産運用や保険、福祉(高齢・障がい)の分野から、テーマを選んで執筆するのは、ちょっと楽しい瞬間です。

ライフプランニング統合ソフト「FP-MIRAI」は、コロナのまん延で、長期間、講座をお休みさせていただいている状況ですが、今年は復活させたいと考えています。動画を作成するとともに、大阪と名古屋で講座を再開できるよう努力します。

家計分析を中心にしたソフト「KAKEI-MIRAI」は、開発要望が出ています。今年早々に手を付ける必要がありそうです。

代理店の“ありがたいお節介”~その2

翌日、受診に行くと、前日の分と合わせて1万5千円ほど治療費がかかったふと思ったのは、傷害保険に加入していること。補償内容は全く覚えていなかった。それでも、FP仲間の代理店にお願いしていたこともあり、「保険金もらえる?」と聞いてみた。「もらえるよ」というメールがすぐに返ってきた。治療が終わったら請求しようということになったが、1週間後に抜糸に行ったら、なんとそれで治療は完了とのこと。衝撃は大きかったが、治療は救急を含めて3回で済んでしまった。

代理店の友人からは、「そういえば、昨年も骨折して通院してたよね」との指摘を受ける。併せて請求するから資料を準備するよう指示を受けた。事故が起こった日は覚えていないと伝えると、友人が私のSNSから骨折した直後の書き込みを見つけてくれた。そのおかげで、事故の発生日を特定できた。SNSが意外なところで役に立ったわけである。

代理店の友人の“ありがたいお節介”のおかげで受け取れる保険金は少し増えた。それでもこういった“ありがたいお節介”をしてくれる代理店で契約している人の数はきっと減っている銀行などの金融機関が代理店になっている場合には、保険金の支払いの部分でサポートを受けることができるのであろうか?私のケースの場合、事故を支払いの対象とする傷害保険であるため保険金が支払われるかどうかの見極めで問題になる場合は少ないだろうが、これが、特定の疾患だけを保障するような医療保険や高度障害保険金など、保険金の支払いの判断が微妙になるような場合に、保険代理店が保険契約者等に適切なアドバイスをできるかどうかは大切なポイントだと思う。

この記事は、週刊インシュアランスに掲載されたものを、出版社の許可を得て転載したものです。保険関係者に好評の生命保険統計号もこちらからご購入いただけます。