7月第5週の市況

2026/7/27    月

米国市場では、来週のマイクロソフト、Amazon、Meta,Appleなどのマグニフィセント・セブンの決算公表を前に、昨日のAlphabetの決算で明らかになったAI関連のコスト増に懸念を示し売りが先行。NASDAQは値を下げた。ダウは値上がり、SP500はほぼ横ばい。インテルは四半期の収益・利益がともに予想を超えたが株価は8%の下落。Digital Realty Trustは通年の利益予想を引き上げ株価は11%上昇。セクター別でも不動産は2.4%値を上げるなど市場をけん引。製紙会社Smurfit Westrockの米国上場株が11%値を上げたことから、International Paperも11.2%株価上昇。欧州市場ではドイツのSAPが市場をけん引し、株式市場は値を上げた。SAPはクラウドのソフトが予想以上の伸びを見せたことを公表し、株価は10%上昇。フィンランドの石油関連Nesteは四半期の業績が予想に届かず、株価は6.4%下落

2026/7/28    火

米国市場は、原油価格の下落もあって当初は値を上げてスタートしたが、中国が半導体のサプライチェーンを自前で構築すると報じられたこともあり、市場はまちまちの展開になった。SP500はほぼ横ばいで、ダウは値を上げたがNASDAQは値下がり。市場では今週公表される、マイクロソフト、Amazon、Meta、Appleの四半期決算に注目が集まっている。フィラデルフィア半導体指数は2.2%の下落となった。Walmartがは2.1%株価が上昇したほか、マイクロソフトも1.9%の値上がり。欧州市場では横ばい。中国のサプライチェーンの報道が、ASMLの株価を8.4%引き下げた。ASM Internationalも7.1%、BE Semiconductorも9.7%株価下落。原油価格が下落したことで、旅行・レジャーセクターは値上がり。IAG、Lufthansa、Ryanairなどが1%以上値を上げた

2026/7/29    水

米国市場ではテクノロジー関連株は値を下げたが、ボーイングやコカ・コーラが堅調でダウとSP500は値上がり。NASDAQは値下がり。木曜日の決算公表を前に、Amazonは少し値を下げ、Appleは1%の値上がり。セクター別ではヘルスケアや一般消費財が堅調で市場をけん引。コカ・コーラは通年の予想を上方修正し株価が5%上昇。欧州市場では個別企業の業績がけん引して市場は値を上げた。Unileverは第2四半期の売り上げの伸びが予想以上となり、株価は8%上昇。Mercedes-Benzも四半期の営業利益が大きく上昇し、株価が2.9%上昇。英国の銀行Barclaysは上半期の利益が予想を超えたが、米国の好調な同業者に比べて物足りなさが残り株価は4.8%の下落。イタリアのエネルギー関連Saipemは中東問題でのコスト増を原因に2026年の予想利益を下方修正し、8.9%の株価下落

2026/7/30    木

米国市場では、Fedが予想外に金利を据え置くことになり、主要指数はいずれも値を下げた。個別企業ではマイクロソフトとMetaが市場終了後に決算を公表。マイクロソフトは予想以上の利益水準となり株価は時間外取引で上昇。Metaは利益が14%下落したことを公表し、株価は次回外取引で8%の下落となった。AIのインフラ関連のVertivも利益が予想に届かず17%の株安になった。また、韓国のSK Hynix’sも利益が予想以下となり株価下落。欧州市場では、高級品株が値を下げ、市場全体も値下がり。フランスのKeringは増益で株価が17%増になったが、GucciやHermesは値を下げた。半導体製造機器のASM Internationalは四半期の業績が予想を上回る見込みを示したが、株価は4.8%の下落。フランスのIT企業のSopra Steriaは通年の売り上げ予想を引き上げ株価が13.6%上昇

2026/7/31    金

米国市場では、マイクロソフトが15%超の値上がりとなり、過去最高の1日の値上がりを記録した。Metaは四半期のフリーキャッシュフローが91%下落したことを公表し、株価は8%下落。主要指数はいずれも大きく値を上げ、NASDAQは2.8%の値上がりとなった。Micron Technology、Sandisk、AMDなども大きく値を上げ、フィラデルフィア半導体指数も8.2%の上昇。市場終了後に決算を公表するAmazonは3.9%の株価上昇、Appleは1.4%の値下がりになった。欧州市場では銀行株を中心に堅調な動きとなり市場全体でも値を上げた。スペインの銀行BBVAは5%の株高。電機関連のSchneider Electric SEは通年の見通しを引き上げ10.8%株価上昇


 

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7月第3週の市況

2026/7/13    月

米国市場では、主要3指数はいずれも値上がり。NASDAQに上場したSK Hynixは売り出し価格から13%上場した。情報テクノロジーと一般消費財のセクターが市場をけん引した。Meta Platformsは6%株価が上昇し、史上最高値の水準に近づいた。Modernaは11%の株価下落。また、第3四半期の予想以上の利益を上げる見込みになったDelta Air は1.8%の株価下落。欧州市場はテクノロジー関連が値を下げ、市場全体も下落。Soitecは5.9%、ASMLは2.1%それぞれ値を下げた。VodafoneはUAE telecoms groupが保有株を売却することを公表し、株価は12.6%上昇。easyJetはApollo Globalに57億ポンドで売却されることになり、easyJet株は14.3%値を上げた

2026/7/14    火

米国市場では、米国がイランの港湾の封鎖を再開したことにより原油価格が上昇しエネルギー関連は値を上げたが、半導体関連が値下がりし、市場全体としては値を下げた。SanDiskが13%値を下げたほか、Marvell Technology、Western Digitalなども値下がり。フィラデルフィア半導体指数は4.6%の下落。欧州市場では原油価格の上昇でエネルギー関連は値を上げたが、旅行・レジャー関連は値下がりし、米国市場と同じようにテクノロジー関連も値を下げ、市場全体としては横ばい。フィンテックのPlus500は年間の利益予想を据え置き、株価は14.9%の下落。ノルウェイの防衛関連Kongsberg Gruppenは第2四半期の受注が予想以下で、株価は6.8%の下落

2026/7/15    水

米国市場では、主要3指数はいずれも値を上げたが、半導体株の値上がりの貢献でNASDAQが最も上昇。公表された消費者物価指数(CPI)はエネルギー価格の落ち着きで予想以下の上昇となった。ウォルシュFRB議長は就任以降初めで議会で証言したが、7月の会合でFedが利上げする可能性は高くなったとみられている。大手銀行の決算が公表され、ゴールドマンサックス、JPモルガン、バンクオブアメリカなどが予想を超える業績を計上した。一方で、シティやウェルズファーゴなどは株価下落。欧州では、米国のインフレデータが予想より低かったことを受けて、株式市場は値上がり。ドル安と米国のインフレが予想以下だったことも受けて金属価格が上昇し、基礎素材セクターが値上がり。原油価格の上昇を受けて石油・ガスセクターは値上がりし、旅行・レジャーセクターは値下がり。スウェーデンの電子機器Ericssonは販売が予想を下回り株価は12.6%下落

2026/7/16    木

米国市場では、半導体関連が値を下げたが、生産者物価指数が予想外に下落したこともあり、また、個別企業の業績が堅調なこともあり、3指数ともに値を上げた。PayPalはプライベートエクイティから3割程度のプレミアがついた買収提案を受け、株価が17%上昇。また、ブラックロックとモルガンスタンレーはともに予想を超える四半期利益を計上し、ブラックロックは6%を超える株価上昇となった。欧州市場では、中東情勢の緊張が継続している中、高級品株がリバウンドして市場全体としてはわずかに上昇。2026年の売り上げ予想を引き上げたにもかかわらず半導体機器のASMLは株価下落。ドイツのInfineon Technologies’も6.3%値を下げた。アジア、アメリカでの需要が堅調で予想以上の業績を上げたRichemontは6.7%の株価上昇

2026/7/17    金

米国市場では、台湾の半導体TSMCが四半期決算を公表し利益が77%増加したにもかかわらず、米国上場株は4%値下がりした。そのほか、ユーザーの引き留めに苦戦しているNetflixは市場終了後に決算を公表したが、時間が取引で値を下げた。四半期の業績が予想のかなり上を行ったUnitedHealthは2.7%株価上昇。医療機器関連のAbbott Laboratoriesは予想を超える業績を公表し株価は11%上昇。欧州市場では株価はわずかに上昇した。基礎資源セクターが値を下げ、メディアセクターが値を上げた。TSMCの大きな増益が報じられたテクノロジーセクターでは、ASMLが3.2%値を上げたが、STMicroelectronicsとBE Semiconductorはともに値下がり。テクノロジーセクターとしては横ばいであった。Uberが公開買い付けを開始したDelivery Heroは横ばい

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