2月第1週の市況

2026/2/2    月 

米国ではトランプ大統領が次期FRB議長にウォルシュ氏を名指ししたが、連邦政府の新たな閉鎖への懸念もあり、また、12月の生産物価指数が予想以上に上昇し、株式市場は値下がりした。Appleは当初は値を下げたが、四半期業績を公表し値上がりに転じた。Colgate-Palmoliveは年間の売り上げ予想を上方修正し5.9%株価上昇。マイクロソフトは前日に引き続き10%と大幅な株安となった。欧州市場では、銀行株がけん引して市場は値を上げた。スペインの銀行のCaixabankは今年と来年の収入と利益が増加することを予想し、株価は6.7%上昇。Swatchは昨年後半、4.7%の販売増になったことがわかり、株価は13.4%上昇した。Adidasは2025年の売上が過去最高になり自社株買いも公表したことから株価は4%上昇

2026/2/3    火

米国市場では半導体関連が市場をけん引しSP500は史上最高値付近まで値を上げた。また、小型株が堅調でReussell2000は1.6%上昇。今週決算を公表するAlphabetとAmazonがいずれも1%以上値を上げた。半導体関連ではAI関連の需要が高くSanDiskは15%、Advanced Micro DevicesとMicron Technologyはそれぞれ5%ほど値上がり。Walt Disneyは四半期の利益は予想を超えたが、米国内のテーマパークへの海外からの入園者数の減少とTV部門の不調が懸念され株価は下落。欧州市場では銀行とヘルスケア部門がけん引して株式市場は史上最高値を更新。NASDAQへの上場を果たした AstraZenecaは3.2%株価上昇。デンマークのジュエリー企業Pandoraは銀価格の下落により株価が9.2%上昇

2026/2/4    水

米国市場では、AIがソフトウェア業界により競争を引き起こすとの考えから株式市場は値を下げた。Nvidiaが3.8%、マイクロソフトが3.2%、Amazonも3%株価下落。ソフトウェア関連では、Salesforce、Adobe、Synopsys、Datadog、Atlassianなどが8%前後の株価下落。デンマークのヘルスケア会社Novo Nordiskが年間売り上げの大きな下落を予想したことから、ライバルのEli Lillyが3.8%値を下げたほか、ヘルスケア関連が値を下げた。欧州市場では、ClaudeのAichatbotが既存のソフトウェアに悪影響を及ぼすのではないかとの懸念から、ソフトウェア会社の株価が下落。英国のRELXが14.4%、オランダのWolters Kluwerが12.7%、ドイツのSAPが4.6%の株価下落。ただそ市場全体で見れば、鉱業関連が値を上げたことから、株価はほぼ横ばいであった。フランスの広告会社Publicisは2026年の堅調な成長を予想したが、株価は9.2%値下がり

2026/2/5    木

米国市場ではテクノロジー関連を中心に株式市場は値下がり。ダウは値を上げたが、SP500とNASDAQは値下がり。Alphabetは、市場終了後、四半期決算を公表し、AI関連の大規模投資が売り上げ増につながっていることは確認できたが株価は2.3%下落。半導体関連では、Advanced Micro Devicesの四半期の成長予想が期待外れで、株価は16%下落。競合相手のNvidiaも3.7%値を下げた。Palantirも13%値下がり。欧州市場では、通信セクターと消費関連がけん引して史上最高値を更新した。GSKは新薬開発を加速させ成長を加速させる計画を公表し、株価は6.9%上昇。一方で、肥満治療薬Wegovyの市場が消滅したことから2026年の売上・利益に減少が見込まれることからNovo Nordiskの株価は17.2%下落。UBSは四半期利益が予想を超えたが、株価は6.3%下落した。スペインの銀行 Santanderは米国の地銀を122億ドルで買収することを公表し、株価は3.5%下落

2026/2/6    金

米国市場ではAI関連の巨大投資への懸念がAI関連大型株を引き下げ11月以来の大きな値下がりとなった。主要3指数はいずれも1%前後の値下がり。Alphabetは2026年のAI関連投資が1850億ドルになることがわかり株価は4.2%下落。マイクロソフトは3.2%、Palantirは6%、Oracleは5.6%の値下がり。市場終了後に四半期決算を公表するAmazonも4%値を下げた。また、連日値を下げているソフトウェア関連も、ServiceNowが5.5%、Salesforceが4.8%値を下げた。Qualcommは第2四半期の売上・利益が予想を下回り、株価が7.2%低下。欧州市場ではECBが予想とおり金利を維持したが次回の利下げに関して示唆をしなかった。銀行株は大きく値下がり。スペイン御銀行BBVAはコスト増から収益悪化が懸念され株価は8.8%下落。フランスのBNPパリバは四半期業績が予想を超えたが、株価は1.2%の下落。欧州最大の銅製造のAurubisは四半期業績が予想を下回り、株価は2.9%下落

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1月第5週の市況

2026/1/26    月

米国株式市場は、ダウは値を下げ、SP500は横ばい、NASDAQは値を上げる展開になった。インテルは第4四半期の赤字を報告し、また、今期の見通しも明るくないことを公表し、株価は17%下落。ミシガン大学消費者信頼感指数は予想よい良い数値が公表された。欧州市場はグリーンランド問題に引きずられて値を下げた。長期国債の売り越しに反応する形で保険株が値を下げた。一方で鉱業やエネルギーといったセクターが値を上げたことから市場全体の値下がりは限定的となった。スウェーデンの通信機器関連のEricssonは第4四半期の利益が予想を超え、自社株買いを行うことを公表し、株価は10.5%上昇。Adidasはブローカーの評価が低下し5.7%値を下げ、Pumaも14%株価値下がり

2026/1/27    火 

米国市場では大型株であるMeta、Alphabet、Broadcom、Appleなどが2%以上値を上げ、SP500、NASDAQは4日連続での上昇となった。ダウも値を上げた。コミュニケーションサービスがセクターとして大きく値を上げたが、Teslaが2.4%値を下げたことから一般消費財は値下がり。金価格は初めて1オンス当たり5000ドルを超えたことから金関連株が上昇。インテルは四半期の売上・利益がともに予想を下回ったことから2日連続の大きな値下がりとなった。欧州市場では報告性のない動きとなったが最終的に市場は銀行株にけん引されて値を上げた。ドイッチェバンクやロイズは週後半に決算報告をする予定になっているが、利益が伸びると予想されている。また、金や銀の価格が値を上げたことから鉱業関連も値上がり

2026/1/28    水

米国市場では、ダウは値を下げたが、SP500とNASDAQは値を上げた。SP500は史上最高値を更新。トランプ政権がメディケアの支払い水準を上げることを提案したことから、UnitedHealth株は19%値下がり。同業のHumanaも19%、CVCは14%株価下落。UPSは2026年の売上が上がりそうなことを予想し、株価は3%以上上昇。同業のFedexも2.5%の上昇。GMは第4四半期のコア利益が上昇したことを公表し、株価は9%上昇。欧州市場では銀行株がけん引して市場は値を上げた。HSBCの株価は2.8%上昇。中国系のAnta
Sports ProductsがPumaの筆頭株主になり、Puma株は9%値を上げた。LVMHは予想より第4四半期の売上がよかったことを公表したが株価の上昇は0.2%であった

2026/1/29    木

米国市場では、Fedが年末までに0.75%金利を引き下げる予定ながら、予想通り今回は金利を据え置き、株式市場はおおむね横ばい。Meta,マイクロソフト、Teslaが市場終了後に四半期決算を公表する。欧州市場では、高級品株が値を下げて市場全体も下落。LVMHはCEOが2026年の見通しが芳しくないことを公表し、株価は7.9%下落した。同業のKeringも3%値を下げ、Moncler、Hermesもそれぞれ2.9%、3.7%値を下げた。ASMLは、第4四半期の業績は予想を超えたが、個社というより業界全体の先行き不透明感の中株価は1.9%下落。ドイチェバンクはマネーロンダリングに関して当局の査察を受け、株価は1.9%下落した

2026/1/30    金 

米国市場では、主要3指数はいずれも値下がり。マイクロソフトはクラウド関連の収入が伸び悩み多額の投資を早期に回収できないのではという懸念から株価は12%下落。同様にソフトウェア会社が値を下げ、Salesforceが7%、Oracleが4%、Adobeが3%など値を下げた。一方で、収入予想を上方修正したMetaは10.3%株価上昇。第4四半期の業績が予想を超えたIBMも3%株価上昇。欧州市場の株価は下落。ドイツのソフトウェア会社のSAPが年間のクラウド収入が予想を下回ることになり株価が16%下落。そのためテクノロジーセクターやドイツ市場は値を下げた。米国のマイクロソフトの値下がりの影響も受けた。ドイッチェバンクは2007年以来の年間利益を計上することになったが、捜査中のマネーロンダリング疑惑が影響して、株価は1.2%下落。Nokiaは長年CEOを務めてきたバルダウフ氏が辞任することを受けて株価は9.4%下落

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