ファンドの特徴
このファンドは、フィデリティ投信株式会社が運用するバランス型ファンドで、ファンド・オブ・ファンズ方式が採用されているファンドです。株式についてはフィデリティが運用する英国籍のファンドに、債券についてはバンガード社の運用するETFに投資する仕組みです。運用は、FILインベストメンツ・インターナショナル(英国)とFILインベストメント・マネジメント(香港)・リミテッドに委託されています。ターゲット・イヤー(2050年)に向けて債券投資の割合を増やしていく(リスクを落としていく)タイプの、ターゲット・イヤー型のファンドです。投資割合(アロケーション)は運用会社が詳細を決める仕組みで、概念図のようなものが示されていますが、具体的な数値は明記されていません。
NISAでは、「つみたて投資枠」「成長投資枠」のいずれも利用できるファンドです。
運用パフォーマンスについては、過去5年間のデータからリターンとリスクを推定すると、それぞれ、14.46%、12.01 %(いずれも年換算)となっています。東証株価指数(TOPIX)と比較すると、リスクもリターンもほぼ同じ水準になっています。TOPIXとの相関係数は0.7程度になっていますので、相関はそれほど高くないといえるでしょう。三菱UFJアセットマネジメント株式会社が運用する「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」と比較する、シャープレシオもソルティノレシオはこのファンドが下回っています。
※ 2026年5月時点で入手可能な情報に基づいて記入しています
ポートフォリオ
株式(米国) 44.00%,株式(エマージング) 12.40%,株式(日本) 12.10%,株式(欧州) 7.70%,株式(英国) 2.20%,株式(アジア・パシフィック) 1.50%,債券 20.00%(2026年3月末)
運用体制
FILインベストメンツ・インターナショナル他
アクティブ/パッシブ
パッシブ運用/アクティブ運用
販売会社
埼玉りそな銀行、明治安田生命、SBI証券など
資産残高の推移
ファンドは2014年10月に設定。ファンド設定来、2026年5月まで資産運用残高は右肩上がりで推移しています。2026年5月末時点で、70憶円の純資産残高になっています
購入時手数料等
3.3%(上限)
信託財産留保額
信託報酬
年0.41%(税込み)
収益分配金
ファンド創設以来収益分配金が支払われた実績はありません
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このファンドに対するコメント
このファンド2050年前後にリタイアとなる世代の人が、つみたて投資を行い、自身の年齢の低下とともに投資している資産の価格変動を抑えるようにしたい(リスクを減らしたい)人が投資するのに適したファンドです。2050年に65歳で定年と考えるのであれば、このファンドは40歳前後の方に購入してほしいと運用会社は考えています。
注意してほしい点は、このファンドは全体としてみるとバランス型ファンドですが、設定来現在までの期間で考えると株式ファンドになっている点です。そのため、三菱UFJ投信が運用する「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」と比較してみました。株式市場が好調な期間であったため、債券への投資が含まれているこのファンドが、“オルカン”に比べて運用効率(シャープレシオ等)はこのファンドが下回っていますが、やむ得ない面もあると思います。つまり、このファンドの運用が”オルカン”の運用に劣後しているわけではないと思います。
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