7月第3週の市況

2026/7/13    月

米国市場では、主要3指数はいずれも値上がり。NASDAQに上場したSK Hynixは売り出し価格から13%上場した。情報テクノロジーと一般消費財のセクターが市場をけん引した。Meta Platformsは6%株価が上昇し、史上最高値の水準に近づいた。Modernaは11%の株価下落。また、第3四半期の予想以上の利益を上げる見込みになったDelta Air は1.8%の株価下落。欧州市場はテクノロジー関連が値を下げ、市場全体も下落。Soitecは5.9%、ASMLは2.1%それぞれ値を下げた。VodafoneはUAE telecoms groupが保有株を売却することを公表し、株価は12.6%上昇。easyJetはApollo Globalに57億ポンドで売却されることになり、easyJet株は14.3%値を上げた

2026/7/14    火

米国市場では、米国がイランの港湾の封鎖を再開したことにより原油価格が上昇しエネルギー関連は値を上げたが、半導体関連が値下がりし、市場全体としては値を下げた。SanDiskが13%値を下げたほか、Marvell Technology、Western Digitalなども値下がり。フィラデルフィア半導体指数は4.6%の下落。欧州市場では原油価格の上昇でエネルギー関連は値を上げたが、旅行・レジャー関連は値下がりし、米国市場と同じようにテクノロジー関連も値を下げ、市場全体としては横ばい。フィンテックのPlus500は年間の利益予想を据え置き、株価は14.9%の下落。ノルウェイの防衛関連Kongsberg Gruppenは第2四半期の受注が予想以下で、株価は6.8%の下落

2026/7/15    水

米国市場では、主要3指数はいずれも値を上げたが、半導体株の値上がりの貢献でNASDAQが最も上昇。公表された消費者物価指数(CPI)はエネルギー価格の落ち着きで予想以下の上昇となった。ウォルシュFRB議長は就任以降初めで議会で証言したが、7月の会合でFedが利上げする可能性は高くなったとみられている。大手銀行の決算が公表され、ゴールドマンサックス、JPモルガン、バンクオブアメリカなどが予想を超える業績を計上した。一方で、シティやウェルズファーゴなどは株価下落。欧州では、米国のインフレデータが予想より低かったことを受けて、株式市場は値上がり。ドル安と米国のインフレが予想以下だったことも受けて金属価格が上昇し、基礎素材セクターが値上がり。原油価格の上昇を受けて石油・ガスセクターは値上がりし、旅行・レジャーセクターは値下がり。スウェーデンの電子機器Ericssonは販売が予想を下回り株価は12.6%下落

2026/7/16    木

米国市場では、半導体関連が値を下げたが、生産者物価指数が予想外に下落したこともあり、また、個別企業の業績が堅調なこともあり、3指数ともに値を上げた。PayPalはプライベートエクイティから3割程度のプレミアがついた買収提案を受け、株価が17%上昇。また、ブラックロックとモルガンスタンレーはともに予想を超える四半期利益を計上し、ブラックロックは6%を超える株価上昇となった。欧州市場では、中東情勢の緊張が継続している中、高級品株がリバウンドして市場全体としてはわずかに上昇。2026年の売り上げ予想を引き上げたにもかかわらず半導体機器のASMLは株価下落。ドイツのInfineon Technologies’も6.3%値を下げた。アジア、アメリカでの需要が堅調で予想以上の業績を上げたRichemontは6.7%の株価上昇

2026/7/17    金

米国市場では、台湾の半導体TSMCが四半期決算を公表し利益が77%増加したにもかかわらず、米国上場株は4%値下がりした。そのほか、ユーザーの引き留めに苦戦しているNetflixは市場終了後に決算を公表したが、時間が取引で値を下げた。四半期の業績が予想のかなり上を行ったUnitedHealthは2.7%株価上昇。医療機器関連のAbbott Laboratoriesは予想を超える業績を公表し株価は11%上昇。欧州市場では株価はわずかに上昇した。基礎資源セクターが値を下げ、メディアセクターが値を上げた。TSMCの大きな増益が報じられたテクノロジーセクターでは、ASMLが3.2%値を上げたが、STMicroelectronicsとBE Semiconductorはともに値下がり。テクノロジーセクターとしては横ばいであった。Uberが公開買い付けを開始したDelivery Heroは横ばい

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