6月第4週の市況

2026/6/22    月  

米国市場は祝日のため休場。欧州では、鉱業株が値を下げたことや中東情勢が本当に停戦になるのかを警戒する向きもあり、株式市場は区分値を下げた。鉱業株ではロンドン上場のAntofagastaとPan African ​Resourcesが、それぞれ、6.2%、5.9%値を下げた。ASMLは、米当局が同社が中国に極端紫外線リソグラフィ機器を輸出したことに対する懸念を表明し、同社はそれを否定する声明を出したが、株価は11%下落。オランダのホテル会社PPHEはイスラエルの同業の Fattal Hotel Groupから9.2憶ポンドでの買収提案を受けていたが不成立に終わったことを受けて株価は15.8%下落した

2026/6/23    火

米国市場では、SpaceXが16.4%値を下げたほか、Alphabetが5%値を下げ、Meta,Amazon,マイクロソフトなども値を下げた。AI関連に対する巨額の支出に対して多くの投資家が懸念を示していることが背景にある。また、米国とイランの合意により原油価格は下落した。 AbbVieがApogee Therapeuticsを109億ドルで買収することを公表し、Apogee Therapeuticsは46.7%株価上昇、AbbVieも6.2%株価上昇。欧州市場では、米イランの協議が前進しホルムズ海峡の航行再開に期待できるとして株式市場は値を上げた。英国の銀行であるバークレイズ、
Natwest、Standard Charteredなどはいずれも株価上昇。米国の投資会社CastlelakeがeasyJetに買収の提案していることがわかり、easyJetは2.8%株価上昇

2026/6/24    水

米国市場では、AI関連への支出増への懸念から、フィラデルフィア半導体指数が8%近く下落し、テクノロジーセクターも4%近く下落するなど、AI関連を中心に値を下げ、主要3指数はともに下落。Nvidiaが4.1%、インテルが9.4%、Marvell Technologyが5.8%値を下げた。Micron TechnologyやSanDiskはともに13%の株安。日用品関連は値上がり。欧州市場では、Fedが近く利上げを行うとの観測と、世界的な株価下落の影響を受けて、株式市場は値を下げた。原油価格は1%、金価格は2%下落。テクノロジー関連ではInfineonとSTMicroelectronicsがそれぞれ​6.3%と8.5%値を下げたほか、ASMLとAixtronもそれぞれ5.7%、8.3%と値を下げた。ヘルスケアや食品・飲料といったセクターは値を上げた

2026/6/25    木

米国市場では、テクノロジー関連が評価が高すぎると警戒され、SP500とNADSAQは値下がり。ダウは値を上げた。半導体デザインのCerebras Systemsは利益リルが低下する見込みであることを公表し、株価は20%近く下落。トランプ大統領が、超党派の議員による住宅法案の署名を拒否し、その結果、Hovnanian Enterprisesなどの住宅建築会社の株式が上昇。欧州市場ではほぼ横ばいの市場となった。ドイツの防衛産業Rheinmetallはドイツ政府が6隻のフリーゲート艦の建造を中止する計画を打ち出したことから、Rheinmetal社の株価は18.7%下落。代わりにThyssenkrupp社製のより小型の艦艇に切り替えることになるので、Thyssenkrupp株は16%上昇。鉱業とエネルギーは、原油価格や金属価格が下落したために、それぞれ、セクターとして2.5%と2.3%値下がり

2026/6/26    金

米国市場では、Micron Technologyの業績が予想を上回りAI関連の半導体需要が底堅いことを示し、同株は15.7%値を上げた。同業のQualcommも3.7%値を上げたが、Appleはメモリーコストの増加でiPadなどの価格を引き上げることになり6.1%株価下落。Nvidia,マイクロソフト、Alphabetなども値を下げた。市場全体ではSP500とNASDAQは値を下げ、ダウは値上がり。また、米国の5月のインフレは対前年同月比4%超の増加になり、Fedによる0.25%の金利引き上げが早まると予想している。欧州市場ではヘルスケア株がけん引する形で市場は上昇。Bayer は米国最高裁判所からラウンドアップに関する訴訟で同社の勝訴となる決定を受け、同株は18.7%値を上げた。半導体関連では米国の同業に連動して Infineon とSTMicroelectronics が3.1% と5.1%値を上げ、半導体機器のASMLは2.6%値を上げた。Castlelakeからの買収提案を拒否したEasyJetは6.4%株高

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