5月第1週の市況

2026/4/27    月

米国市場では、イランの外相がパキスタンを訪問し和平交渉の再開を協議したことが伝わり、米イランの戦争が終結に向かうとの期待感と、インテル株が値を上げたことからSP500とNASDAQは史上最高値を更新。ダウは値下がり。インテルは予想を超える第2四半期の売り上げ予想を公表し株価は23.7%上昇。半導体指数としても4.3%の上昇となった。そのほか半導体関連ではAMDやArmが約14%、Nvidiaも4.3%値を上げた。欧州市場ではエネルギー価格上昇への懸念から株式市場は軟化した。SAPが第1四半期の利益予想が好調であったことから株価は4.7%上昇。半導体関連もBE Semiconductorが4.3%値を上げたほか、ASMLやASMIも約2%値を上げた。ヘルスケアと金融のセクターは値下がり

2026/4/28    火

米国市場では方向性のない取引となったが、ダウがわずかに値を下げ、SP500とNASDAQはわずかに値を上げた。今週はMeta、Amazon、Alphabet、Apple、マイクロソフトなどの大型株の決算が公表される。セクター別ではコミュニケーションサービスが値を上げ、一般消費財が値を下げた。火曜日からはFedの政策会合が開催されるが金利は維持されるとみられている。Verizonは予想以上の顧客増となり年間の利益様相を引き上げた。株価は1.5%上昇。第1四半期の販売予想を公表したDomino’s Pizzaは8.8%の値下がり。Nvidiaは4%株価が上昇し、市場終了後の取引でさらに4.3%株価上昇。欧州市場では、中央銀行の政策会合を前に身構え、また、米イランの対話が進まないことに懸念を示す形で株式市場は値を下げた。セクター別ではテクノロジーと日用消費財が大きく値下がり。英国のIntertekはスイスのプライベートエクイティからの買収再提案を拒否し、Intertek株は2.2%値下がり。ドイツの風力発電メーカーのNordexは売上・利益ともに予想を上回ったことから株価は5.7%上昇

2026/4/29    水

米国市場ではAI関連に関する懸念を受けて主要3指数はいずれも下落。OpenAIの公表された利用者数や収入が芳しくなく、OpenAIに依存しているOracle株は4.1%下落。Nvidia、AMD、CoreWeaveといった半導体関連も値下がり。General Motorsは四半期の業績が予想を超え、年間の見通しも上方修正したことから株価は1.3%上昇。燃料価格の上昇により年間の利益目標を下方修正したUPSは4%株価下落。Coca-Colaは四半期業績が予想を超えたために3.9%株価上昇。欧州市場では中東関連の懸念と企業業績の公表の中で、株式市場は3週間来の安値になった。テクノロジー株は米国市場に連動する形で値下がり。英国の銀行Barclaysは倒産したMFS関連の引当金が相当になることや自社株買いの規模が縮小したことを公表したが、株価の下落は0.2%にとどまった。銀行株全体は値を上げた

2026/4/30    木

米国市場では、原油価格上昇によるインフレへの懸念と、Fedが政策金利を据え置いたことにより、市場は上下動したが、主要株価指数はいずれも値を下げた。一方で、資本財に対する新規受注は3月に2020年以来となる3.3%増と大きな上昇となった。オンラインブローカーのRobinhood Marketsは第1四半期の利益が予想を下回り株価は13%下落。データ保管関係のSeagate Technologyは第4四半期の予想が上振れし株価が上昇。同業のSanDiskやWestern Digitalも値上がり。年間利益予想を引き上げたStarbucksも値を上げた。欧州市場でも、企業業績とイラン情勢への懸念から3週間来の株安になった。ヘルスケアのGSK、AstraZenecaは第1四半期の業績がよかったにもかかわらず、株価が5.4%と1.5%下落。ドイツのインフレはエネルギー価格の上昇の影響で4月に2.9%上昇し、ユーロ圏の景況指数は3年半来の低水準に落ち込んだ。銀行では予想以上の業績であったUBSが3.2%値を上げたが、業績が芳しくなかったDeutsche Bankは1.8%値を下げた

2026/5/1    金

米国市場では、原油価格が上昇しているものの、第1四半期のGDP成長率が2.0%と経済成長が維持できていることが確認でき、さらに、個別の大手銘柄の業績にけん引されて、市場は大きく値を上げた。クラウド関係の収入が堅調であったAlphabetは10%近く値を上げた。ウェブサービスでの収入が大きく伸びたAmazonも0.8%の株高に。クラウド関係の収益がおおむね予想通りであったマイクロソフトは4%株価下落。資本的支出が増加することになったMeta Platformsも8.6%の株安。そのほか、キャタピラーも9.9%株価上昇。欧州市場でも中東の緊張への懸念に対して、好調な企業業績が市場をけん引し、株式市場は値を上げた。英独の市場はいずれも1.4%上昇。Rolls-Royceは利益見通しを維持し、株価は7.6%の上昇。AstraZenecaとNovo Nordiskは1.9%、6.5%それぞれ値を上げた

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4月第4週の市況

2026/4/20    月

イランがホルムズ海峡の封鎖を解いたことを好感して、米国市場では主要3指数ともに上昇。SP500とNASDAQは3日連続での史上最高値の更新となった。また、小型株中心のRussell2000は2.1%と主要3指数より大きい上げ幅を記録した。セクター別では一般消費財が最も値を上げ、個別銘柄ではRoyal Caribbean、Carnivalといったクルーズ関連が7%以上値を上げた。また、United Airlinesも株価は7%上昇。決算を公表したAlcoaは、売上・利益ともに予想を下回り6.8%株価下落。欧州市場でもイランのホルムズ海峡封鎖解除のニュースが好感され、株式市場は値を上げた。短期国債のイールドが急落し、ドイツ、スペイン、フランスの主要指数はいずれも2%以上上昇。旅行・レジャーセクターは4%以上の上昇となった。 Ryanair、ルフトハンザ、easyJetなどの航空株も6%以上の値上がり

2026/4/21    火

米国市場では、主要3指数ともにわずかに値を下げた。イランがホルムズ海峡を再び閉鎖したことから原油価格が上昇し、株式市場ではエネルギー関連株が値上がり。また、Metaが2.5%値を下げたことからコミュニケーションサービスのセクターが最も値を下げた。Netflixは共同創業者のハスティング氏が離任したことを公表し、株価は2.6%値下がり。欧州市場でも、米イランの対話を見据えて市場は値下がり。独仏の株価指数は1%以上値を下げた。BP、Shell、TotalEnergiesなどが原油価格の上昇とともに株価上昇。easyJet、ルフトハンザ、Ryanair、IAGなどの航空株は2%以上値を下げた

2026/4/22    水

米国市場では、当初値を上げていたが、バンス副大統領のパキスタン訪問が中止になったことが報じられる市場は懸念から主要3指数ともに値下がり。商務省が公表した3月の個人消費は、ガソリン価格の上昇などもあり予想外に上昇した。AmazonはAnthropicに250億ドルを投資すると公表し、株価は0.66%上昇。また、原油価格高騰からエネルギーセクターは1.3%株価上昇。年間の利益予想を上方修正したUnitedHealthは7%の株高。クックCEOの辞任が報じられたAppleは2.5%の株安。欧州市場でも、米イランの和平交渉への懸念から株式市場は値を下げた。英仏の株価指数は1%以上下落。欧州最大の防衛企業Thalesは販売が予想以下となり株価は6%下落。航空エンジン製造のSafranやRolls-Royceも6.5%以上の株安に

2026/4/23    木

米国ではパキスタンからの要請によりイランとの停戦を延長するとトランプ大統領が公表した。個別企業の決算が好調なため、株式市場は値を上げた。Micron Technologyは米議会に対して自社の半導体を利用した中国製機器に対して新たな制約をかけるべきと働きかけていることがわかり、同社の株は8%以上上昇し、テクノロジー株全体も上昇した。データー関連のSeagateについてはブローカーの評価引き上げにより株価上昇。年間の利益予想を上方修正したGE Vernovaも値上がり。欧州市場は不安定な中東情勢を受けて値下がり。原油価格が上昇したためエネルギー関連は上昇。素材やテクノロジーも値を上げた。ASM Internationalは第2四半期の業績が予想を上回ることになり、株価は7.1%上昇。そのほか、AixtronやInfineonも3%以上株価上昇

2026/4/24    金

米国市場では、イラン関連の見通しが悪くなったことと企業業績がまちまちで、方向性のない市場となったが、最終的には値を下げた。個別企業ではIBMが四半期業績を公表したが、ソフトウェア事業の不振から売り上げの伸びが低迷し、株価も7%以上下落した。AI関連のServiceNowも中東関連の取引が影響して業績が悪化したことから、株価は18%下落。Teslaは今年の支出について、AIやロボットなどに対するものを引き上げると公表し、株価は3.6%下落。欧州市場では、米イランの和平交渉の中止があったものの、企業業績が市場を支えて、全体としてはほぼ横ばいの展開となった。イラン関連の影響が極めて少なかったNetsleは5.9%株価上昇。Nokiaは第1四半期の予想を超える業績となりAI関連の目標を上方修正したことから株価が6.4%上昇。同様に第1四半期の業績が予想を上回ったL’Orealは9%株価上昇

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