9月第1週の市況

2026/8/31    月 

米国市場では、ウォーシュFRB議長がインフレと対峙するとコメントし、投資家は利上げがあるとの警戒感を示し、主要株価指数はいずれも値を下げた。Marvell Technologyは2027年の売り上げ見込みを引き上げたが、Alphabetとの契約からもたらされる収益のタイミングに疑念を持たれており、株価は10%以上下落した。Alphabetやアップルは値を上げた。Salesforceは前日からさらに続伸してダウの値上がりに貢献、PayPalは買収の話が立ち消えになったと報じられ10%以上株価下落。欧州市場ではフランス株がリバウンドして、域内全体の株式指数も値を上げた。Societe Generale、BNP Paribas、Credit Agricoleといった主要行が1%ないし1.9%の値上がり。EssilorLuxotticaは自社株買い計画を公表し株価は2.4%上昇

2026/9/1    火

米国市場では、イラン関連の情勢が悪化したことにより原油価格が値上がりし、また、Fedが金利を引き上げるだろうという予想が強くなっていることからイールドが上昇していて、いずれもが株式市場にマイナスの要因となり、主要3指数はいずれも値を下げた。エネルギー関連ではHalliburtonやValero Energyは値を上げたが、カリフォルニアベースのPG&Eは20%以上の株価下落。 GameStopは新株発行により負債を引き下げることを公表し株価上昇。欧州市場でも原油価格の上昇を受けて株式市場は値下がり。英国市場は休場で、ドイツではインフレが予想以上に進行しており株式市場は1.2%の下落となった。TotalEnergies、Orlen、OMVといったエネルギー株は1.5%~3.5%値を上げた

2026/9/2    水

米国市場では、原油高と債券売りにより19か月来の高水準なったイールドの影響で主要指数は軒並み値を下げた。公表された工場活動指数は減速し、購買担当者景況感指数も生産活動の鈍化を示すとともに、紛争関連で価格の高止まりと供給不足が顕在化している。欧州市場でも、8月のインフレが3%庁の水準となり、イールドが上昇し、株式市場は値を下げた。エネルギー関連は1.8%の上昇。経口多発性硬化症治療薬の最終段階の実験が成功したことからNovartisは6.3%株価上昇

2026/9/3    木

米国市場では、数日来の値下がりからリバウンドして主要3指数は値を上げた。小型株中心のRussell2000はより大きく値上がり。エアライン、貴金属、地方銀行などが値を上げた。NvidiaやMicron、Qualcommなどの半導体メーカーも値を上げ、フィラデルフィア半導体指数も値を上げた。Dellは年間の利益・売上予想を上方修正し15%以上株価上昇。ジャックダニエルを製造するBrown-Formanも四半期利益が予想を上回り株価上昇。欧州市場では、イールドの上昇とインフレへの懸念から株式市場は値を下げた。米国のイラン空爆により、ブレンド原油は95ドルを超える水準になった。オランダのINGはブローカの評価上昇により株価は2.4%上昇。スペインのレジャー関連のCirsaを買収する予定のLottomaticaは7.7%株価下落。Cirsaは18.5%株価上昇

2026/9/4    金

米国市場では、Fedのウォラー理事の金利に関する発言を好感し、主要3指数はいずれも1%以上の上昇となった。セクター別では一般消費財が最も値を上げ、エネルギーが値を下げた。NvidiaはHugging Faceを買収することを公表し、株価は1.8%上昇。一方で、第4四半期の見通しが予想以下となったBroadcomは2.7%の株安。Snowflakeは強気な年間の収益予想を公表し株価は16.6%上昇。ServiceNow、Salesforce、Adobeといったソフトウェア関連企業も株価上昇。欧州市場では世界的な債券売りの緩和もあり、株式市場は値を上げた。フランスの半導体Soitecは第2四半期の大幅な売り上げ増を見込み、株価は10.3%上昇。一方で、LVMH、Hermesなどの高級品株は2%以上値を下げた


 

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8月第4週の市況

2026/8/24    月

 米国ではイールドが乱高下し、中東紛争の解決の糸口が見えない1週間になったが、金曜日株式市場は値を上げた。米国のベッセント財務長官が水曜日に国債の買い入れを倍増させるとコメントしたのに続き、木曜日には政府が国債の買い入れをより多くするとコメントしたことに反応して、イールドは低下。素材関連が値を上げたほか、ヘルスケア関連、金融関連も値上がり。公益関連は値を下げた。アパレル関連のRoss Storesは年間の利益予想を引き上げ、株価は4.4%上昇。暗号資産関連でRobinhoodが13.7%値を上げたほか、Coinbase GlobalやStrategyなどが値上がり。欧州市場では、米国のイールド低下のほかに、ビジネス活動指数が11月来の堅調な伸びとなったことから、株式市場は値を上げた。新規受注はロシアがウクライナに進行して以来最高の水準にまで増加した。高級品関連が前日の値下がりからリバウンドしたほか、基礎資源も堅調。前日に値を下げた JD Sportsは5.6%株価回復

2026/8/25    火

米国ではトランプ政権がイランと関係する国に対する制裁を強化することを公表し、株式市場ではテクノロジー株を中心に値下がりが広がり、SP500とNASDAQは値下がり。ダウは値を上げた。テクノロジー関連ではNvidia、Micron ​Technology、Broadcomなどの株が値を下げた。一方金融株は、​JPMorgan ChaseやVisaが値を上げ、ダウが値を下げない要因となった。また、カナダからの自動車部品に対して50%の関税を課する措置に関する対話が崩壊し、その影響で、GM、Ford、J.B. Hunt Transportなどの株価が大きく下落した。欧州市場では米国のイラン関連の第2次の制裁に投資家が身構える状況になっており、株式市場は横ばい。ブレント原油の価格が下落したことにより、旅行・レジャー関連株は値を上げた。エネルギー関連は値下がり、次いで、防衛関連も値を下げた

2026/8/26    水

米国市場では、イールドと原油価格が低下し、また、公表されたNvidiaの決算は成長の鈍化の兆しがみられるものの株価は上昇。株式市場全体でも主要3指数ともに値を上げた。Nvidiaのほか、MetaやMicronも2%台の株価上昇。Advanced Micro Devicesはブローカーの評価が引き上げられたことにより4.9%の株高に。スポーツウェアのDICK’S Sporting Goodsは年間の予想を引き下げ、株価は30%以上値下がりした。同業のNikeも値下がり。欧州では、米国の対イラン制裁が緩かったことを受けて株式市場は値を上げた。Novo Nordiskはブローカーの評価が上がったことから2.9%株価を上げ、同業のZealand Pharmaも5.6%株価を上げた

2026/8/27    木

米国では個人消費指数が予想を上回る対前年同月比3.7%の上昇となり、第2四半期のGDPは2次推計で1.5%増となった。株式市場では主要3指数は横ばいかわずかに値を下げた。Nvidiaは決算の公表を前に値を下げ、市場終了後の決算発表前にサイバー関連のCrowdStrike は株価上昇。がんワクチンの試験に成功したModernaは火曜日に大きく値を上げたが、本日は5.8%の値下がり。子どもを守るためにFacebookとInstagramに大きな変更を加えるために80億ドルの支出をすることになったMetaは少し株価上昇。欧州市場では、ホルムズ海峡をめぐるイランとオマーンの対話に注目が集まる中、株式市場はほぼ横ばい。ドイツの金融相がUniCreditのCEOと初めて面会をすることになったと報じられ、ドイッチェバンクが4.3%とコメルツバンクが2.8%それぞれ株価上昇。金価格の上昇の恩恵を受けた英国のHochschild Miningは5.4%株価上昇

2026/8/28    金

米国市場では、Nvidiaが決算を公表し、投資家の期待を満足させるような収入の予想を公表したことから、同株が8%以上値を上げ、テクノロジー株をけん引する形となった。株式指数はNASDAQが1.5%以上値を上げるなど、主要3指数ともに上昇。報道が、トランプ大統領はイランとの和平交渉の条件に戻る気はないと報じたことから、原油価格が2ドルほど上昇。Salesforceは収益・利益の予想を引き上げ、また、AIが組み込まれたプラグインを公表し、株価は25%弱上昇。サイバーセキュリティのソフトウェアCrowdStrikeも収益予想を引き上げ株価上昇。欧州市場では、フランスで来年の大統領選を前に予算組みに関して分裂が生じており、株式市場ではフランス市場が1.7%値を下げ、域内全体も1.7%の値下がりとなった。BNP Paribas、Societe Generale、Credit Agricoleなどのフランスの銀行は4-5%の値下がり。ドイツでは消費者信頼感指数が改善し、株式市場は0.3%上昇。フランスの酒造会社Pernod Ricardは米中での販売不振から2026年の販売が予想を下回り、株価は4.6%下落

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