2月第4週の市況

2026/2/23    月

米国市場では、最高裁判所がトランプ関税の無効を認定し、株式市場は主要3指数がいずれも値上がり。Alphabetが3.7%、Amazonが2.6%、Appleが1.5%ぞれぞれ値を上げた。セクター別ではコミュニケーションサービスや一般消費財が値上がり。クラウド関連のAkamai Technologiesは第4四半期の利益が予想を下回り株価は14%下落。欧州市場でも米国の司法判断が市場を引き上げ史上最高値を更新した。高級品ブランドのMonclerは四半期の販売が伸び、株価も13.4%上昇。保険会社のSiegfriedは年間の収入が予想を下回り8.8%値を下げた

2026/2/24    火

米国市場では、関税問題でトランプ大統領からの脅威が増えたとみなされ市場は下落。主要3指数はいずれも値を下げた。ソフトウェアと金融の値下がりが大きい。金融は3.3%値を下げ、AI関連の混乱の影響を受ける形でソフトウェアは4%値を下げた。また、大雪になったために、航空や運輸関連の株も値を下げた。Eli Lillyは減肥薬の比較テストでライバルのNovo Nordiskより良い結果を納めたことから株価が4%上昇。Domino’s Pizzaは第4四半期の売上が予想を超えたため株価が4.4%上昇。欧州市場でもトランプ大統領が課すると公表した新たな関税が影響を及ぼし、株式市場は下落。ドイツの株式指数DAXは1.1%の値下がりとなった。Eli Lillyの薬に実験結果で劣後したNovo Nordiskは16.5%株価下落。エネルギー関連は原油価格の上昇に伴い値を上げたが、金融関連は2.1%値を下げた

2026/2/25    水

米国市場では、半導体やソフトウェアが値を上げ、主要3指数はいずれも上昇。AI関連のAnthropicは投資や人材といった分野のプラグインでロイターなどと協業することを公表。Thomson Reutersの米国上場株は11.9%値を上げ、FactSetやSalesforceなども5%前後の値上がり。前日大雪のために値を下げた航空株はリバウンド。Advanced Micro Devicesは今後5年で600億ドルのAI半導体をMetaに売却することを公表し、Advanced Micro Devicesは8.8%の値上がり。欧州市場では当初値を下げたが、その後、回復し市場は値を上げて終了した。銅価格が値を上げたために基礎資源株が値を上げたほか、日用消費品や公益といったセクターが値上がり。Advanced Micro DevicesがMetaに半導体を売却するニュースは影響を及ぼし、ASMLやInfinionといった関連株が1%以上値を上げた

2026/2/26    木

米国市場では、市場終了後に公表されるNvidiaの四半期決算を前に、同株が2%以上値を上げたこともあり、主要3指数はテクノロジー株にけん引される形で値を上げた。銃製造のAxon Enterpriseは四半期の業績が予想を超えたために株価が18.1%上昇。太陽光発電のFirst Solarと住宅関連のLowe’s Companiesは売上が予想を下回ったことから、それぞれ、14.4%と4.5%値を下げた。欧数市場では銀行株などの値上がりにより株式市場は史上最高値を更新。HSBCは年間の利益が予想を超え、株価が8%ほど上昇し、銀行株全体でも2.8%の上昇となり市場を支えた。また、米国のAIスタートアップ企業のAnthropicがいくつかの企業とプラグインでの提携を表明したことがAI関連の世界的な市場の改善につながった。鉱業や公益といったセクターも史上最高値を更新。風力発電のタービン製造のNordexは2025年のコア利益が予想を超えたことを公表し、株価は17.4%上昇。飲料メーカーのDiageoはここ4か月で2回目となる年間販売予想を引き下げ、配当も減額することを公表し、株価は12.7%下落した

2026/2/27    金

米国市場では、昨日の市場終了後に四半期決算を公表したNvidiaについて四半期決算は予想を超えたものになったが、売り上げの増加が鈍化していることが報告され株価は4.1%下落。このことからNASDAQは大きく値下がり。一方で、循環株が堅調であったことからダウの値下がりはわずかにとどまった。ソフトウェア関連ではSalesforceが3.1%の株価上昇となり、ソフトウェアセクターは上昇。欧州市場では、企業業績は好調であったが、テクノロジー株が値を下げ、市場全体では値下がり。ASML,ASM、BE Semiconductorなどの銘柄が4%ほど値を下げた。また、ヘルスケア関連も1%値下がり。2025年の利益が4割増となったRolls-Royceは3.2%の株価上昇。堅調なデータセンターの需要を公表したSchneider Electricは3%株価上昇。アクティベストからの要求に対してLondon Stock Exchange Groupは自社株買いを公表し、株価は9%上昇

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2月第2週の市況

2026/2/9    月 

米国市場では、ダウが初めて5000ポイントを超えるなど主要3指数は値を上げた。Amazonは今年の資本的支出が50%増加することを公表し、株価は7%ほど下落。一方で、Nvidia,Advanced Micro Devices、Broadcomなどの株式は約7%上昇。保険会社のMolina Healthcareは2026年の利益見込みが市場の予想を下回ったことから、株価は25%下落。欧州市場でも前日からリバウンドして株式市場は値上がり。自動車メーカーのStellantisは、EV事業の縮小のためのコストを222億ユーロ計上したことから株価を25.2%と大きく値を下げ、自動車指数全体も3%値下がりとなった。ノルウェイの防衛企業Kongsbergは四半期の利益が予想以上の増加となり15.6%株価上昇。Societe Generaleは投資銀行部門の収入が減少したことから株価が2.2%下落した

2026/2/10    火

米国市場では、AI関連株が先週値下がりしたが、リバウンドし主要3指数はいずれも値を上げた。大きく値を下げていたソフトウェア関連も全体的には6%ほど株価がリバウンド。Hims & Hers HealthはNovo Nordiskから特許侵害で訴えられ、株価が17%下落。共同創業者がCEOとして復帰すると報じられたWorkdayは株価が6%下落。欧州市場でもテクノロジー株が回復して市場は終値としては史上最高値を更新。また、イタリア第2の銀行UniCreditが良好な収益の見通しを公表し株価は6.7%上昇。米国のHims & Hersを訴えたNovo Nordiskは5.3%株価上昇。同業のZealand Pharmaも2.1%株価上昇

2026/2/11    水

米国市場では、ダウは幾分値を上げたが、NASDAQとSP500は値下がり。12月の小売販売は予想外に低調であった。Alphabetは200億ドル相当の債券を販売することを公表し、株価は1.8%値下がり。Walt DisneyやHome Depoが値を上げ、一方、コカ・コーラは四半期の売上が予想を下回った。欧州市場では、BPが自社株買い計画を中止したため株価が6.1%下落したが、自動車関連でFerrariが2026年のコア利益が幾分上昇することを公表し株価が2.5%上昇したほか、Keringが第4四半期の売り上げ減が予想以下になったことを公表し株価が10.9%上昇。株式市場は全体でみれば横ばいであった

2026/2/12    木

米国市場では公表された1月の雇用統計が予想以上に強く、Fedが利下げを先延ばしにするのではないかととの懸念につながっている。株式市場では主要指数は上昇したものの、上昇はわずかであった。セクター別ではエネルギーや一般消費財が上昇し、金利感応度の高い金融やコミュニケーションが下落。マイクロソフトやAlphabetが依然として弱く、フィラデルフィア半導体指数は上昇。保険会社のHumanaは2026年の利益見通しが市場の予想を下回り、株価は2.4%下落。欧州市場でも米国の雇用統計の影響で金融などが値を下げたが、エネルギー関連が値を上げ、全体としては史上最高値を更新。フランスの TotalEnergiesは第1四半期の自社株買いを半分にしたが、石油とガスの備蓄を増加させることを公表し、株価は2.7%上昇。また、金属価格が上昇したことから鉱業関連も値上がり

2026/2/13    金 

米国市場では、金曜日の消費者物価指数の動向に注目が集まる中、イールドが低下し、テクノロジー株と金融株を中心に値下がり。ソフトウェア会社のAppLovin Corporationは四半期決算が予想を超えたにもかかわらず、競争環境の激化などで株価は18%値を下げた。昨日史上最高値を更新した欧州市場でも株価は値下がり。HSBCやBanco Santanderなどの大手行が2%以上値を下げた。ドイツの決済会社のAdyenは、2025年の収益の伸びが市場の予想に届かなかったことから株価は21.9%値を下げた

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