4月第4週の市況

2026/4/20    月

イランがホルムズ海峡の封鎖を解いたことを好感して、米国市場では主要3指数ともに上昇。SP500とNASDAQは3日連続での史上最高値の更新となった。また、小型株中心のRussell2000は2.1%と主要3指数より大きい上げ幅を記録した。セクター別では一般消費財が最も値を上げ、個別銘柄ではRoyal Caribbean、Carnivalといったクルーズ関連が7%以上値を上げた。また、United Airlinesも株価は7%上昇。決算を公表したAlcoaは、売上・利益ともに予想を下回り6.8%株価下落。欧州市場でもイランのホルムズ海峡封鎖解除のニュースが好感され、株式市場は値を上げた。短期国債のイールドが急落し、ドイツ、スペイン、フランスの主要指数はいずれも2%以上上昇。旅行・レジャーセクターは4%以上の上昇となった。 Ryanair、ルフトハンザ、easyJetなどの航空株も6%以上の値上がり

2026/4/21    火

米国市場では、主要3指数ともにわずかに値を下げた。イランがホルムズ海峡を再び閉鎖したことから原油価格が上昇し、株式市場ではエネルギー関連株が値上がり。また、Metaが2.5%値を下げたことからコミュニケーションサービスのセクターが最も値を下げた。Netflixは共同創業者のハスティング氏が離任したことを公表し、株価は2.6%値下がり。欧州市場でも、米イランの対話を見据えて市場は値下がり。独仏の株価指数は1%以上値を下げた。BP、Shell、TotalEnergiesなどが原油価格の上昇とともに株価上昇。easyJet、ルフトハンザ、Ryanair、IAGなどの航空株は2%以上値を下げた

2026/4/22    水

米国市場では、当初値を上げていたが、バンス副大統領のパキスタン訪問が中止になったことが報じられる市場は懸念から主要3指数ともに値下がり。商務省が公表した3月の個人消費は、ガソリン価格の上昇などもあり予想外に上昇した。AmazonはAnthropicに250億ドルを投資すると公表し、株価は0.66%上昇。また、原油価格高騰からエネルギーセクターは1.3%株価上昇。年間の利益予想を上方修正したUnitedHealthは7%の株高。クックCEOの辞任が報じられたAppleは2.5%の株安。欧州市場でも、米イランの和平交渉への懸念から株式市場は値を下げた。英仏の株価指数は1%以上下落。欧州最大の防衛企業Thalesは販売が予想以下となり株価は6%下落。航空エンジン製造のSafranやRolls-Royceも6.5%以上の株安に

2026/4/23    木

米国ではパキスタンからの要請によりイランとの停戦を延長するとトランプ大統領が公表した。個別企業の決算が好調なため、株式市場は値を上げた。Micron Technologyは米議会に対して自社の半導体を利用した中国製機器に対して新たな制約をかけるべきと働きかけていることがわかり、同社の株は8%以上上昇し、テクノロジー株全体も上昇した。データー関連のSeagateについてはブローカーの評価引き上げにより株価上昇。年間の利益予想を上方修正したGE Vernovaも値上がり。欧州市場は不安定な中東情勢を受けて値下がり。原油価格が上昇したためエネルギー関連は上昇。素材やテクノロジーも値を上げた。ASM Internationalは第2四半期の業績が予想を上回ることになり、株価は7.1%上昇。そのほか、AixtronやInfineonも3%以上株価上昇

2026/4/24    金

米国市場では、イラン関連の見通しが悪くなったことと企業業績がまちまちで、方向性のない市場となったが、最終的には値を下げた。個別企業ではIBMが四半期業績を公表したが、ソフトウェア事業の不振から売り上げの伸びが低迷し、株価も7%以上下落した。AI関連のServiceNowも中東関連の取引が影響して業績が悪化したことから、株価は18%下落。Teslaは今年の支出について、AIやロボットなどに対するものを引き上げると公表し、株価は3.6%下落。欧州市場では、米イランの和平交渉の中止があったものの、企業業績が市場を支えて、全体としてはほぼ横ばいの展開となった。イラン関連の影響が極めて少なかったNetsleは5.9%株価上昇。Nokiaは第1四半期の予想を超える業績となりAI関連の目標を上方修正したことから株価が6.4%上昇。同様に第1四半期の業績が予想を上回ったL’Orealは9%株価上昇

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4月第3週の市況

2026/4/13    月

米国市場では、中東問題の展開に注目が集まる中、テクノロジー株が伸びて値を上げたNASDAQ以外のダウとSP500は値を下げる展開となった。また、ガソリン価格の高騰により3月の消費者物価指数は2022年半ば以来の大幅な上昇になった。BroadcomとNvidiaはそれぞれ4.7%、2.6%株価が上昇し、テクノロジー株をけん引。第1四半期の決算公表を前にして銀行関連は値を下げた。TSMCの米国上場株は第1四半期の売り上げ予想を公表し1.4%株価上昇。欧州市場では株価上昇。ブルームバーグがウクライナとロシアが取引する可能性を報じたことから、航空・防衛セクターが大きく値下がり。Rheinmetall、​Leonardoなどが5%以上株価下落。建築、金融、テクノロジーなどのセクターは値を上げた。スペインのエネルギー関連のRepsolは第1四半期の業績が予想を下回り5.8%の株安になった

2026/4/14    火

米国では午後にトランプ大統領がイランは取引を従っているが米国は核兵器を保有するいかなる合意も受け入れないと表明し、市場では合意への期待感から株価指数は値を上げた。マイクとソフトが3.6%値を上げ、Oracleは12.7%値を上げるなど、テクノロジー関連が市場をけん引した。防衛的な公益や日用消費財といったセクターは値下がり。第1四半期の決算の最初にゴールドマンサックスが決算を公表したが、債券や通貨、商品などの収益が芳しくなく株価は値下がりしたが波及は限定的であった。欧州では米イランの交渉がうまくいかなかったことから、株式市場は値を下げた。英国のフィンテック企業WiseはNASDAQ上場の前に株価が6.5%上昇。RheinmetallやBAE Systemsといった防衛関連が2%以上株価上昇。ブローカーが目標株価を引き下げたためにDeutsche ⁠Telekomは6%株価下落

2026/4/15    水

米国とイランの直接対話が来週パキスタンで再開されること、米国のルビオ国務長官がイスラエルとレバノンを招いて直接対話に入ったことなどを受けて、株式市場は史上最高値付近まで回復した。フィラデルフィア半導体指数は5日連続で史上最高値を更新した。ETFが好調であったBlackRockは第1四半期増益となり株価は3%上昇。同様に四半期決算が好調であったCitigroupはここ20年で最高の株価に上昇。一方、JPモルガンやウェルズ・ファーゴは決算が好調ではなく、株価も値を下げた。United AirlinesとAmerican Airlinesが合併するとの話が持ち上がり、両社とも株価上昇。欧州市場でも中東情勢の対話再開により株式市場は1%以上値を上げ、原油価格は1バレル当たり100ドルを下回ることになった。テクノロジー関連が好調で、BE Semiconductorが5.3%株価上昇したほか、ASML,ASMIなども株価上昇。原油価格が下がったため、ShellやBPはいずれも2%株価下落。LVMHは戦争により湾岸地域の売り上げが減少したことを公表したが株価はほとんど変動しなかった

2026/4/16    木 

米国では米イランの緊張緩和への期待感と企業決算に後押しされ、SP500とNASDAQは史上最高値を更新。ダウは値を下げる。ボラティリティ指数は2月末以来の低い水準になった。バンクオブアメリカやモルガンスタンレーが堅調な決算を公表し金融セクターを押し上げた。ソフトウェアとサービス関連が値を上げたことからテクノロジー株全体も値上がり。BroadcomはMetaがカスタム化された同社の半導体をより使うことになったことから、Broadcomの株価は4.3%上昇。1000名の従業員の解雇を公表したSnapも値上がり。欧州市場では、米イランの交渉等を警戒心を持ってみており、また、企業決算の影響で市場は値を下げた。フランスのHermesは第1四半期の売り上げでイラン関連の影響を受けたことを公表し、株価は8.2%値下がり。Keringも8%株価下落。ASMLは2026年の売上見通しを上方修正したが株価は4.2%値を下げた

2026/4/17    金

米国市場では、イスラエルがヨルダンと一時的な停戦に合意したことから、主要3指数はいずれも上昇。SP500とNASDAQは2日連続で史上最高値を更新。欧州市場では主要指数はおおむね横ばいであった。英独の市場はわずかに上昇。ドイツ政府は2026年の経済成長を据え置くともに2027年の成長については下方修正した。ドイツのソフトウェアSAPが3.5%株価を上げたほか、Dassault SystemesやCapgeminiなども2.5%以上株価上昇。SafranやRolls-Royceなどの防衛関連が3.4%、2.4%と値を下げた。Ryanairが6.4%株価を下げるなど航空関連も株価下落

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