2019年6月の市場とバランス型ファンド

6月のマーケットを振り返ってみると、米国やドイツの株式はとっても堅調でした。2019年も半分が過ぎたわけですが、米中欧の株式市場はとても堅調です。

米中貿易問題や米-イランの緊張悪化、さらには、米国や欧州の中央銀行の金融緩和策など話題が多かったのに、市場はよいところだけを先取りしている感じですね。

投資信託分析レポート「ファンドのMIRAI」で比較している8つのバランス型の6月のパフォーマンス(運用成果)は下記のとおりでした。あれぇ?、トレンド・アロケーション・オープンってディフェンシブなポジションを採っていたのでは?と思ったのですが、なんと、今では4割弱くらいは先進国株式に投資しているのですね。それが好調だった理由です。

 

レポート「ファンドのMIRAI【2019年4月号】」を送付しました

レポート「ファンドのMIRAI【2019年4月号】」を送付しました。送付メールから一部抜粋して公開します。

 

ファンドの分析は、ぜひ、↓↓【資産クラスごとの市況】↓↓を参考にしながらご覧ください。

4月の市場はわかりやすい構図になりました。欧米の株式市場が堅調だったため、米国株式や欧州株式、あるいは、新興国株式に投資しているウェイトの高いファンドのパフォーマンスが好調でした。レポートに掲載しているファンドの中ではセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが最もよいパフォーマンスになりました。興味深いのは、2番目にパフォーマンスがよかったのは、グローバル財産3分法ファンド(毎月決算型)一番パフォーマンスが悪かったのはしんきん3資産ファンド(毎月決算型)この2つのファンドは債券、REIT、株式と3つの資産クラスに均等に投資することを基本としているのですが、月次リターンで1%以上の差があります

今月のピックアップファンドは、アセットマネジメントONEが運用する「グローバル・アロケーション・オープン Bコース(年4回決算・為替ヘッジなし)」を取り上げました。2014年に、モーニングスター社から、フレキシブル・アセットアロケーション型部門で最優秀ファンドを受賞しているファンドということで取り上げたのですが・・・分析の結果はレポートをご覧ください。