1月第4週の市況

2026/1/19    月

米国市場では、3連休を前に方向性のない市場となり、主要3指数はいずれも値を下げた。ただし、半導体関連については前日に引き続き値上がり。PNC Financial Services は第4四半期の利益が仲介手数料が好調で25%上昇し、株価も3.8%上昇。欧州市場ではヘルスケアなどの株価が上昇する一方、鉱業株や高級品株が値を下げ、株式市場は横ばい。高級品のRichemontはブローカーの評価引き下げにより株価が5.4%減。週の前半に地政学的な緊張の高まりから金属や石油の価格が値を上げたが、緊張が幾分緩和したため鉱業株が値を下げた。デンマークのNovo Nordiskは今月発売した減量薬の販売が好評であったことから株価は6.5%上昇

2026/1/20    火

米国市場は休場。欧州市場では、トランプ大統領がグリーンランド問題で欧州各国に10%の追加関税課すと発言したことに反応して、2か月来の大きな値下がりとなった。セクター別では、高級品、自動車、テクノロジーが2%ないし3%の大きな値下がりとなった。また、市場ボラティリティも昨年11月以来の高水準に上昇。スイスのZurich Insurance Groupは英国の保険会社Beazleyをすべて現金で76.7憶ポンドで買収することを公表しBeazleyは43%株価が上昇

2026/1/21    水

グリーンランド問題が世界的な混乱を引き起こし欧米市場で株式市場は値を下げた。米国市場では主要3指数はいずれも大きく下落した、一方で、金価格は史上最高値を更新。ボラティリティ指数は2か月来の高値になった。Warner Bros Discovery’sへの買収提案額を変えずにすべてキャッシュでの買収を提案したNetflixは0.3%株価上昇。3Mは調整後の年間利益が想定値の下限になることを予想し、株価は8.1%下落。欧州でも株式市場は大きく軟化。フランスのRenault Groupは2025年の販売が3.2%上昇し、株価も2.2%上昇した。TotalEnergiesは第4四半期の石油とガスの生産は低調になったが、精製部門で利益を上げたと報告し、株価は1.4%上昇。LVMHはトランプ大統領がフランスワインに対して200%の関税を課する構えでいることから、株価は2.2%下落

2026/1/22    木

ダボス会議でトランプ大統領が欧州諸国への追加関税を取り下げたことから、米国の株式市場は値を上げた。また債券イールドは、このニュースを受けて大きく下落。NetflixのWarner Bros Discoveryの一部の買収は失敗になった。Netflix株は3%弱値下がり。四半期利益が予想を超えたUnited Airlinesは2.3%株価上昇。欧州市場ではトランプ大統領のグリーンランド獲得に関するレトリックが緩和されたことから、当初値を下げていた市場は回復し、最終的には横ばいとなった。英国の保険会社Admiral Groupはブローカーの評価引き下げにより株価が4.1%下落。また、フランスのダノンは中国の出生率低下が市場の規模を縮小すると指摘され株価は8.4%下落。鉄鉱石と銅の生産が予想を超えたRio Tintoは株価が5.2%上昇。CEOに前ユニリバーのシューマッハ氏が就任したBarry Callebautは3.3%株価上昇

2026/1/23    金

米国市場ではトランプ大統領が欧州諸国に対する課税強化を取り消したことから株式市場は値を上げ、小型株中心のRussell2000は史上最高値をつけた。大型株ではMetaが5.4%値を上げたほか、Alphabet、Tesla、Appleなどが1%ないし3.4%上昇。また、11月の個人消費は堅調であったことが公表された。GE Aerospaceは四半期利益が予想を超えたが、株価は5.8%低迷。四半期業績を公表したProcter & Gambleも3.2%の株高。欧州市場でもトランプ大統領の関税撤廃を受けて、株式市場は値を上げた。セクター別では建築や銀行が2%以上上昇。2025年のキャッシュフローが予想以上に要項であったVolkswagenは6.5%株価が上昇し、ドイツ株式をけん引。また、ウクライナに関連の強いオーストリアの銀行RaiffeisenとWizz Airがそれぞれ7%、9%株価上昇

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1月第3週の市況

2026/1/12    月

米国では労働統計が公表され、新規非農業就労者数の増加は予想以下であったが、株式市場ではテクノロジー株がけん引してSP500は史上最高値を更新。NASDAQもダウも値を上げた。半導体製造機器のLam Researchはブローカーの評価引き上げにより8%株価上昇。Broadcomも3.7%株価上昇。Metaが電力購入をすることになった原子力発電のVistraは約10%株価上昇。トランプ大統領とCEOが会談したインテルは10.3%株価上昇。欧州市場では、株式市場は値を上げ史上最高値を更新。Rio TintoがGlencoreの買収に乗り出し、Rio Tintoは2.6%株価下落したが、Glencoreは10%株価上昇。英国のAnglo AmericanはカナダのTeck Resourcesと合併することについてEU当局から承認を得ることができ、Anglo American株は2.7%株価上昇。テクノロジー株も値を上げた。ASMLはブローカーの評価引き上げで株価は6.8%上昇。 InfineonやSTMicroelectronicsも2%以上の株高

2026/1/13    火

米国ではパウエルFRB議長に対する司法省の査察に注目される中、株式市場ではテクノロジー株を中心に値上がり。また、Walmartも日中史上最高値を更新し、主要3指数はいずれも値を上げた。一方で、トランプ大統領がクレジットカードの金利を1年間10%に制限することを提唱し、American Expressの株価が4.4%値を下げるなどクレジットカード会社が軟調。後払いシステムのAffirm Holdingsも5.6%値下がり。欧州市場では、方向性のない取引となったがAurubisなどの株式の上昇により、市場全体もわずかに上昇し、史上最高値を更新。ビール会社のHeinekenはCEOお辞任を公表し、株価は4.1%下落。2025年の第4四半期の自動車出荷数が4.9%下落したフォルクスワーゲンは1.9%値を下げ、ポルシェも6%株価下落

2026/1/14    水

米国では消費者物価指数の上昇が年率で2.7%とおおむね予想通りの水準となった。金価格が史上最多家値を付けたが、イランの問題、クレジットカードの金利の上限を付けること、FRBの独立性などの懸念材料が株式市場を軟化させた。JPモルガンは第4四半期の利益が堅調であったことから当初は値を上げたが、クレジットカードの金利問題が米国の劇を消費者と経済に打撃を与えるとコメントし、株価は最終的に3%下落した。Visa、Master Cardの株価も5%下落。欧州市場では株式指数は一時史上最多家値を更新したがその後値を下げ、全体としては少し値を下げて終了した。デンマークの建設会社Rockwoolはロシアの資産を差し押さえられ他と報じられ株価は7.7%下落。スイスの化学会社Sikaは通年の売り上げが5%近く下落したため株価は10%下落。Airbusは昨年の飛行機の出荷が4%上昇したために1.9%株価上昇。デンマークの風力発電Orstedは、米国の連邦裁判所がRhode Islandのプロジェクトの再開を許可したことから株価は5.4%上昇

2026/1/15    木 

米国市場では、銀行やテクノロジー株が軟化し主要3指数はいずれも下落。NASDAQは1.4%と大きく値を下げた。銀行はトランプ大統領の打ち出したクレジットカード金利の上限に影響を受け、第4酢半期の業績が好調であったものの、CitiGroupが4.1%、バンク・オブ・アメリカが4.2%それぞれ値を下げた。中国政府が米国やイスラエル製のサイバーセキュリティソフトウェアを使用しないように通知を出したことから、Broadcomなどの企業の株価は値下がり。欧州市場ではヘルスケアと化学株がけん引して史上最高値を更新。スイスの化学会社EMS Chemieはブローカーの評価引き上げによって株価が8%上昇。フィンランドのヘルスケア企業Orionは2026年の見通しが予想以上に良いものであったため、株価は12%上昇。また製薬大手のAstraZenecaはModella AIを買収することで合意し、株価が1.2%上昇。英国の電力プロジェクトを受注したRWEとSSEはそれぞれ2.3%と2%株価上昇

2026/1/16    金

米国市場では金融とテクノロジーが値を上げ、株式市場はリバウンドした。四半期の業績が堅調であったゴールドマンサックスとモルガンスタンレーは、ともに株価が5%以上上昇。TSMCは年間の利益が堅調で米国の施設稼働より高くなることを公表し株価が5.1%上昇。Nvidia、Broadcom、Applied Materialsなどの株価も上昇した。欧州市場では、金融とテクノロジー関連がけん引して、株式市場は史上最高値を更新。TSMCが好決算を計上したことからテクノロジー関連にその影響が波及し、ASMLは11.2%株価が上昇した。また、第4四半期の業績が好調であったVAT Groupは14%株価上昇。金融では英国のSchrodersやスイスのプライベートバンクPartners Groupが値を上げた

 

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