2025/1/20 月
米国では一戸建ての建築数が10か月来の高水準になったことや製造業の生産が増加したことなどを受けて株式市場は上昇。11のセクターのうち9が値を上げ、特に、一般消費財が上昇。ヘルスケアと不動産は値を下げた。ブローカーの評価引き上げに伴い、NvidiaやBroadcomが3%以上株価上昇。買収がうわさされているインテルやアクティベストが保有していることが判明したQorvoも株価上昇。欧州市場ではイールドの低下や中国の影響で市場は上昇。英国のFTSEは、イングランド銀行の利下げを想定し史上最高値を更新。第4四半期の業績を公表したスウェーデンのSaabは5.3%株安。スイスの免税小売りのAvoltaは自社株買いを企画し株価は8.4%上昇
2025/1/21 火
米国市場は祝日のため休場。欧州市場では、株式市場はトランプ大統領が高い関税をすぐさまかけることはしないだろうという期待感から、株価は数か月の高値水準で横ばい。関税で影響を大きく受ける自動車セクターは1.1%の値上がり。そのほか、銀行や基礎資源といったセクターも上昇。公益は1.1%値下がり。ドイツのソフトウェア会社の Nemetschekは通年の利益を公表し、株価が10%以上上昇。ブローカーからの評価が下がったSiemens Energyは3.4%の株価下落
2025/1/22 水
米国ではトランプ大統領が就任し、関税に関する具体的なアクションを起こさなかったことに対して株式市場は安堵し、株価は値を上げた。ダウやSP500は約1か月来の高値となり、小型株中心のRussell2000も12月18日来の高値となった。3Mが第4四半期の利益が予想以上になり株価上昇。公益セクターでは、トランプ大統領がエネルギーの増産に対する命令を発したことから、原子力関連株を中心に値上がり。アップルはブローカーが評価を下げたため株安に。欧州市場では、トランプ政権の関税政策について懸念が残るものの、高級品やヘルスケアといったセクターが好調で、株式市場は上昇。ヘルスケア関連ではNovo Nordiskが4%株価を上げ、高級品ではBurberryが5.3%上昇
2025/1/23 木
米国市場ではSP500が史上最高値を更新するなど、株式市場は値上がり。Netflixは四半期の視聴者の獲得が史上最高になったことを公表し、株価は9.8%値上がり。AI関連ではオラクルやソフトバンクの投資計画が好感され値上がり。Dell,Super Microなどのサーバー関連やマイクロソフトなども値上がり。P&Gは四半期の業績が予想を上回ったことから2.2%上昇。欧州市場でもテクノロジーや産業といったセクターがけん引して市場は上昇。Adidasは第4四半期の業績が予想を上回り、株価は6%上昇
2025/1/24 金
米国市場では、SP500が史上最高値を更新。ダウも上昇したが、NASDAQは値下がり。前日AI関連のトランプ大統領のコメントで株価が上昇したテクノロジー株は値下がり。Nvidiaやマイクロソフトは0.5%株安に。ヘルスケア、産業、公益といったセクターが値を上げ、銀行セクターは史上最高値を更新。2025年の利益予想で、GE Aerospaceは6.5%株価を上げ、American Airlinesは8.3%の株安に。欧州市場では、株式指数は日中の最高値を更新した。トランプ大統領がダボス会議で世界的に金利を引き下げることを主張したことに好感した。半導体装置のASMLは4.4%株価下落