9月第3週の市況

2020/9/14    月

米国市場では3つの主要指数が別々の動きになった。テクノロジー関連を含むグロース株が値を下げ、Amazonは1.9%値下がり。NASDAQは値を下げることになった。SP500は横ばい。一方、金融や産業株は値を上げたためグロース株指数は上昇。ホームデポは1.3%値を上げ、キャタピラーも2.65%の値上がり。ダウは値を上げた。欧州市場では、M&Aの動きが市場を引き上げた。Alticeは創業者のDrahi氏が株式を買収することになり株価は24.4%上昇。そのほか、原油価格が下落したため石油・ガスは値下がり。ヘルスケア、テレコム、不動産といったディフェンシブな銘柄が強い

2020/9/15    火

米国市場では、コロナウィルス関連でバイオ株が上昇。英国のAutrazenecaは臨床実験を再開し、共同開発の独のBioNTechが臨床実験を拡大したことからファイザーが2.6%値を上げた。Nvidiaはソフトバンクから英のArmを400憶ドルで買収し株価は4.3%上昇。米国の株式市場全体も上昇。欧州市場では、コロナウィルスの影響で世界的に需要が減少した原油のおかげでBP、Toal、RDSなどが値を下げたが、旅行、テクノロジー関連が値を上げたために市場全体では株価上昇。臨床試験を再開したAustrazenecaは0.3%の株安。ブリッティッシュ・エアウェイズの親会社IAGは4.4%値を上げ、ルフトハンザ、easyJetも2%程度値を上げる

2020/9/16    水

米国市場では、8月の工場生産高が急回復し、輸入物価も予想以上に跳ね上がったが、市場全体としては値を上げた。テクノロジー株が上昇。ただし、新商品・サービスを公表したアップルは当初値を上げたが最終的にはほぼ横ばいであった。シティグループは当局からリスクマネジメントシステムの欠陥を指摘され懲罰の対象になるとして6.9%の株価下落。JPモルガンは通年利益の予想の下方修正を行い3.1%の株価下落。金融株は値を下げた。欧州市場では、中国の工場生産高が回復したことを受けて3週間来の高値。中国に関連の深い鉱業株や高級品銘柄が値を上げる。スウェーデンの衣料品大手H&Mは四半期利益が予想を上回り10.8%の株価上昇。ドイツでは信頼感指数のZEWが改善。英国では雇用関係の統計が改善し、ジョンソン首相が国内でBrexit法案の反対に遭い、主要株価指数のFTSEは1.3%の上昇

2020/9/17    木

米国ではFedが金融緩和が長期化することを示唆。今後3年程度は通常のインフレ目標には戻らないとみられる。株式市場はテクノロジー株が下落したことから軟化。アップルが消費者向けコストを引き下げたことからSpotify Technologyは1.3%の株安。一方、FeDexは価格の高騰と燃料コストの低下により四半期利益が予想を上回り5.8%の株価上昇。欧州の、ドイッチェポスト、英国のロイヤルメールにも波及し、それぞれ、1.9%、5.3%の上昇。欧州市場では、スペインのZaraの親会社のInditexがオンライン販売が好調なことから8.1%株高になり、市場をけん引。スペインではCixabankとBankiaの合併が認められ、それぞれ、1.3%、4.3%の上昇

2020/9/18    金

米国市場では、新規失業保険申請者数は減少したが依然として高水準であり、Amazonやアップルといった大手テクノロジー株が下落し、さらに、不動産や金融といったセクターも値を下げたことから市場は軟調。個別銘柄では、GEはCEOが下半期にフリーキャッシュフローがプラスになるとコメントし株価は4.4%上昇。フォードは新しいF-150ピックアップトラックの生産を開始し3.7%株価上昇。欧州市場では株価下落。イングランド銀行はゼロ金利付近まで金利を引き下げる可能性をコメントし、HSBC、バークレーズ、スタンダード・チャタードなどの銀行株が2%程度下落。世界銀行のエコノミストは、コロナウィルスからの復活のために5年程度の期間を要するとコメント。
 

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