ライフプランニング統合ソフト「FP-MIRAI」説明会 in 名古屋

ライフプランニング統合ソフトFP-MIRAIは、FPのみなさまが業務で使用できるライフプラン分析のためのソフトとして、2012年に開発されました

その後、東京・大阪・名古屋・福岡・仙台でセミナーを開催し、300名以上の方にこのソフトを体験していただきました。

コンセプト

このソフトのコンセプトは、プロであるFPのみなさまが使って役にたつソフトであるということです。そのため、このソフトはマイクロソフトエクセルの上に添付する形式にしました。そのため、出力されたデータを、通常のエクセルファイル同様に自由に加工していただくことができます

そして、もう一つの特徴は、ライフイベント1つでもキャッシュフロー表が作成できるということです。お客様の情報を根掘り葉掘りすべて寄せ集めてからキャッシュフロー表を作成するより、ステップ・バイ・ステップでキャッシュフロー表を創り上げていくスタイルです。

このことにより、FP側もお客様側もキャッシュフロー表の作成過程をチェックすることが可能になります。

ユーザーとのコミュニケーション

さらに、FP-MIRAIは、ユーザーの要望に応えて開発を継続していることをお知らせしておきます。

たとえば、当初の仕様では貸借対照表は作成されませんでした。ところが、ユーザーの方から、「シニアになればCF表より貸借対照表の方が大切になる」との指摘受け、現在では、CF表と同時に貸借対照表が作成されるしくみです。

また、FP-MIRAIではポートフォリオをリスク資産と無リスク資産に分けて管理していましたが、もう一つ資産クラスを設定してほしいというユーザーからの要望がありました。そこで、2016年6月の改良で、リスクオフ資産という資産クラスを設定することにしました。

サポート 

FP-MIRAIは取り扱いの難しいソフトです。そのため、動画で取り扱い説明を配信しているほか、2016年より、東京と大阪で、毎月、無料の講習会を開催しています。おかげさまで、弁護士や税理士の資格を持ったFPの方や、保険募集人のFPの方など、多種多様なみなさまに参加していただき、ユーザー満足度の向上とソフトの改良に、存分に寄与している状況です。

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保険のしくみを再確認する

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誰しも保険に加入して損はしたくありません。医療保険であれば、支払った保険料より、たくさんの給付金を受け取りたいもの。しかし、だれもがそのような状態になると保険は成り立ちません。たくさんの給付金を受け取るようにするには、たくさんの保険料を支払う必要があるのです。

このことは、“収支相等の原則”といって保険の基礎的な決まりの一つです。保険は、全体として考えれば、支払われる保険料と受け取る給付金等は等しくなるのです。

しかし、高齢期の医療保険では、特に、このことが忘れ去られがちです。高齢期になれば、医療機関のお世話になっているというのは通常の状態です。通常の状態にまで保険の給付を求めると・・・保険料は高くなり、保険としての効果は失われてしまいます。