壮年期&医療保障

医療保険は、保険の中で一番身近な存在になっているのではないでしょうか。そして、年齢とともに保険の必要性を認識し始めるとき、最初に考えるのも医療保険。かつては、終身保険や定期保険の”おまけ”のような存在だったのですが、今では、医療保険は立派な主役の保険です。

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そして主役になってしまったので、保険料(コスト)も主役級になってしまったというのが、現在の医療保険です。あれも必要、これも必要という具合に保障を足し算で考え始めるとあっという間に予算をオーバーすることになります。

そこで、必要になるのは、安い保険を探すことではありません。不要な保障を削ることです。安い保険を探し始めると、”労多くして得るものが少ない”結果に辿りつくでしょう。

ライフプランと死亡保険金

ライフプランから死亡保険金を考えてみると、図のように考えられるでしょう。世帯主が死亡することによって将来の収入が減少する。その結果、資産が十分に積み立てられなく、人生の後半で資産がマイナスになる。そのようにならないように保険に加入するわけです。

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だから、この図から考えれば、資産がちょうどマイナスにならないようにするのが過不足のない保険金額ということです。

「プラスマイナスちょうどゼロでは不安」という声も聞こえそうですが、その部分は、保険金を積み上げる(保険料というコストがアップします)よりも、節約することを考えたほうがよいかもしれません