ファミリーファンド方式とファンド・オブ・ファンズ

2017年2月号のファイナンシャル・アドバイザー「ワンランク上のファンド活用術」では、ファミリーファンド方式とファンド・オブ・ファンズについて書くことにしました。

投資信託ではありませんが、1999年、変額年金保険を作っていたときに、金融庁と交渉した覚えがあります。当時の、保険関連規制の下では、ファンド・オブ・ファンズのしくみを使った運用が禁じられていたのです。

しかし、ファンド・オブ・ファンズを後発の保険会社であっても、海外資産に投資する特別勘定を簡単に作ることができるのです。反対に、ファンド・オブ・ファンズが認められないのであれば、米国株式に投資する運用体制を日本で作る必要があったので膨大なコストがかかるのです。

ファンド・オブ・ファンズのしくみは世界的に使われているしくみであり、その結果、運用会社の寡占が進んでいることも事実です。

あと一つ、連載記事を書いて、2016年の執筆は終了です・・・たぶん(^-^)

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