9月第3週の市況

2016/9/12    月

昨日、ECBが追加緩和に慎重な姿勢を見せ、米国ではボストン連銀のローゼングレン総裁が利上げに肯定的な発言をしたことから、市場は米国を中心に一気に軟化しました。SP500は2.5%の値下がりとなり、金利上昇の恩恵を受ける金融株でさえ1.9%値を下げました。国債のイールドは上昇し、ドイツ国債はプラスのイールドに回復しました

2016/9/13    火

Fedの利上げ慎重派の最右翼のブレーナード理事が依然として利上げに慎重な姿勢を見せたことから米国市場では株価が上昇、米ドル高、原油・商品高に。欧州市場では、利上げ容認のコメントになると予想していたために市場は下落

2016/9/14    水

IEAが原油の需要見通しを下方修正したためにWTIは45ドル以下に落ち込み、株安・ドル高の展開に。債券イールドも上昇したため国債市場も軟化。ダウではアップルのみ値を上げ、エネルギー関連は大幅安。欧州市場も米国市場と同じ動き

2016/9/15    木

原油価格が下落してエネルギー関連が安く、アップルは3.5%値を上げ5か月ぶりの高値。各国の中銀が緩和策の効果を疑問視する中、国債が値を上げる。欧州では、Bayerがモンサントの買収で合意に達し上昇。欧州市場では資源関連は値を上げたが、高級消費品関連は軟化

2016/9/16    金

米国市場では原油価格がリバウンドしてエネルギー関連とアップルが週間で12%と大幅な上昇を見せ市場をけん引。ドルはほぼ横ばいだったが、金利引き上げ見通しが遠のいた国債は上昇。欧州市場ではH&MやTodsが軟調

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