12月第3週の市況

2018/12/10    月

米国では11月の就労者の伸びが鈍化し、米中の貿易戦争に関してナバロー貿易アドバイザーが、90日間に問題が解決しないときは米国は完全を引き上げるとコメントし、米国ではアップルが3.5%、マイクロソフトが4%、Netfliexが6.3%、それぞれ値を下げるなどインターネット関連を中心に値下がり。OPECとロシアは原油の減産で合意し、原油価格は上昇。欧州市場では幾分値を上げたが昨日の下落を取り戻すほどではなかった

2018/12/11    火

米国では方向性のない市場となったが、全体としてはわずかに上昇。軟化したのは金融関連株。Brexitに対する裁決が英国議会で延期されたこともあり不透明感が漂う。エネルギー関連株は原油価格の値下がりにより軟化。上昇したのはテクノロジー株。Qualcommが中国当局から受注を受けたと公表し値上がり。アップルもリバウンド。欧州市場ではBrexitに加えてフランスの暴動もあり、英仏市場で値下がり

2018/12/12    水

米国市場では方向性のない市場となり幾分値下がり。中国は輸入車に対する関税の引き下げを公表。欧州市場では輸出主導のDAXが1.5%上昇し、自動車やテクノロジー関連は2%以上値を上げた。フランスではマクロン大統領が最低賃金の引き上げを公表しCAC40は1.4%の値上がりとなった

2018/12/13    木

トランプ大統領が、中国との交渉が続いていることを示唆し、Huaweiの問題には場合によっては介入すると表明。米国市場では中国との貿易問題に対して楽観的な見方が広がり、一般消費財は1%以上上昇。ディフェンシブな株式は値下がり。欧州ではEUとイタリアが2019年の予算について合意。イタリアの銀行株が上昇。市場全体も値上がり。ドイッチェバンクとコメルツバンクが合併について報じられ、それぞれ、1.8%、5.6%値上がり

2018/12/14    金

米国では、ディフおttェンシブな銘柄が値を上げた一方で、金融や一般消費関連の銘柄が値を下げ市場は横ばい。中国当局が、米中が貿易問題で緊密に連携を取っているとコメントしたことはプラスの材料。現在、米国のイールドカーブはフラット化しているが、ウォールストリートジャーナルによれば来年に向けて逆イールドになると予想する専門家が多い。欧州市場では、ユーロ圏の経済成長への懸念から株価は下落。メイ首相が信任を得た英国では市場は横ばい

過去の市況を確認しよう!!

1か月前の市況 1年前の市況