7月第3週の市況

2022/7/11    月

米国市場では、市場は横ばい。労働統計は堅調だったこともあり、Fedが次に高い利上げを行うとの予想からイールドは上昇した。非農業人口の雇用は予想を超えて37.2万人になり、失業率は依然として3.6%と低水準にとどまっている。欧州市場では、好調な米国の労働統計を受けて上昇した。自動車関連が堅調であった。ドイツの不動産会社TAG Immobilienはポーランド関連の買収で2億ユーロの資金を追加し株価は6.1%の下落。イタリアの防衛企業レオナルドは、テレコムイタリアが先買権を行使したことから、株価が4.1%上昇

2022/7/12    火

米国ではグロース株が下落し、主要3指数はいずれも値下がりとなった。セクター別ではコミュニケーションサービスが最も下落し、公益株は上昇。マスク氏が買収からの撤退を表明したTwitterは11.3%の下落。カジノ運営の Las Vegas Sands, Wynn Resorts、 Melco Resortsはマカオがコロナ対策ですべてのカジノを閉じたために、株価は6-9%下落した

2022/7/13    水

米国市場では、明日の労働省の消費者物価指数のデータの公表を前に下落した。原油価格の値下がりがエネルギー株に影響したことと、消費者物価指数のデータ公表を前にして金融株も活力を失う。マイクロソフトは、PCの出荷が大きく下落したことを報じられ、人員削減を公表。同株は4%の下落となった。欧州市場ではエネルギー供給の不安があるものの、値下がり続けていた宇宙、高級品、旅行といった関連の銘柄が上昇し市場全体も上昇。LVMH,L’Orealさらにエアバスなどが値を上げることになりフランスの株式指数CAC40は0.8%の上昇。フランスの公益株DEFはフランス政府が80億ユーロを拠出して完全に国営化すると報じられ、株価は8%上昇

2022/7/14    木

米国では、消費者物価指数がここ数十年で最高の上昇となり、主要3指数はいずれも値を下げた。木曜日にJPモルガンが決算を公表する銀行関連は、JPモルガンのほかウェルズ・ファーゴ、バンク・オブ・アメリカ、シティなどの各銘柄が1%前後下落。イーロン・マスク氏が手を引いたTwitterは8%の上昇。米国の消費者物価指数統計の公表を受けて欧州株式市場も値を下げた。自動車、建築、素材などが大きく値を下げる。為替では、ユーロはここ20年で始めて1ドル割れとなった。フィンランドの製薬メーカーOrionはMerckと提携することになり株価が9.2%上昇

2022/7/15    金

米国市場では、JPモルガン、モルガン・スタンレーの大手銀行が四半期決算を公表し、JPモルガンは3.5%株価が下落。市場全体も値を下げた。セクター別では金融が1.9%と最も大きな下落となった。一方で、テクノロジー株は最大の上昇。Taiwan Semiconductor Manufacturingの米国上場株は売り上げ予想を上回り株価は2.9%上昇。欧州市場では、銀行株や商品株が下落して市場全体も下落した。5-Star Movementが連立から離脱するとみられるイタリアでは、ドラギ首相が辞意を表明。株式指数MIBは3.4%の下落し、イールドは急上昇した。EUは域内の経済成長予想を下方修正し、インフレ予想は引き上げた

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7月第2週の市況

2022/7/4    月

米国では、6月の工場稼働率が予想以上に下落したが、市場は下半期の始まりへの始まりに際し、薄商いのなかリバウンドし、主要3指数は1%前後値を上げた。マイクロンテクノロジーが半導体需要の先細りを予想し株価が3%弱下落し、フィラデルフィア半導体指数も4%弱値下がりした。ISM製造業指数はインフレにより米国経済が冷え込んでいることを指し示しており、Fedは7月の会合で2期連続で0.75%の利上げに踏み切る可能性があると見られる。百貨店のKohl’sはFranchise Groupの売却検討を一時停止させ、株価が19.6%下落した

2022/7/5    火

米国市場は独立記念日で休場。欧州市場では、石油・ガス部門がここ2か月で最も値を上げたことから市場全体も上昇。BP,Shell,TotalEnergiesなどが4.5%前後の上昇となった。そのほか、ヘルスケアや鉱業なども値上がり。生産者物価指数の上昇は予想以下となった。投資家の態度は2020年5月以降最も低い水準となった。ドイツの公益株Uniperは救済のための国有化の話が持ち上がり、株価は27.6%の下落

2022/7/6    水 

米国市場では、ダウは下落したが、NASDAQとSP500は幾分上昇。AlphabetやMeta Platormsに押し目買いが入る。半導体関連では、Micron Technology’sが上昇し、Nvidia、AMDなども上昇。エネルギー関連は原油価格が8%下落したことから大きく値を下げ、Halliburtonなどは6%以上株価下落。欧州市場ではエネルギー価格が上昇し、インフレへの懸念から市場は大きく下落。ノルウェーのガス関連の労働者がストライキを開始したことがガス価格の上昇につながった。ドイツでは、ロシア産ガスの最大の購入主体であったUniperは、国が一部を拠出することを検討しているが、株価は9.5%下落。公益株指数も2%下落。先月のビジネス成長は鈍化し、先行きを見ると、消費者の生活コスト上昇への警戒から、マイナス成長になると予想されている

2022/7/7    木

米国市場では、主要3指数がいずれも上昇。AmazonがGrubhubに出資することになったため、UberやDoorDashは大きく下落。原油価格が下落したためエネルギー株は下落。欧州市場では、ノルウェイのストライキが終了したため、石油・ガスの供給懸念が緩和し、また、Amazonが株式を2%買い取ることで合意したためJust Eat Takeaway.comの株式が15.5%上昇し、市場全体も上昇。日用品やテクノロジー株も上昇

2022/7/8    金

米国では、新規失業給付申請者数が予想外に上昇し、Fedの理事からも9月の利上げを0.5%に抑えるべきとのコメントが出て大手IT関連の株価上昇。Teslaは5.5%上昇し、Alphabetも3.7%の値上がり。韓国のサムソン電子が2018年以来の好決算となり半導体指数は上昇。市場全体も上昇。欧州市場でも、石油や銅価格が上昇したことと、イタリアで銀行株が回復したことを受けて市場全体も上昇。サムソン電子の好決算を受けて半導体関連も値を上げた

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