5月第4週の市況

2017/5/22    月

米国では、企業の業績がよかったDeere&CoやAutodeskなどにけん引されてSP500、ダウはともに上昇。ただし、トランプ政権の選挙にロシアが関与していたことを調査する動きが報じられると、上げ幅の半分は下落した

2017/5/23    火

サウジアラビアがOPECの会合を前に減産の強化を主張し原油価格は上昇。メルケル首相がユーロは弱すぎると発言しドル安。トランプ大統領がサウジアラビアから大型の軍事受注を取りつけたことから、ボーイング、ロッキードマーティンなどが上昇。Amazon、マイクロソフトなども強く米国株式は上昇

2017/5/24    水

米国では原油価格が上昇し、株式市場はテクノロジー株とイールドの上昇により恩恵を受けた銀行株にけん引され上昇。欧州では、安い通貨や相対的に魅力的なバリュエーションを背景にPMIが堅調。アップルとの著作権の紛争に目途が付いたノキアが大きく上昇。銀行も強い

2017/5/25    木

米国ではFedの前回の議事録が公開され、インフレは抑制されているものの利上げが近いということでSP500は史上最高値を更新。欧州市場では、銀行株がけん引して市場は値を上げたが、ドイチェバンクはトランプ大統領関連の情報をロシアに流したかどうかを米国の上院民主党から質問を受け値を下げた

2017/5/26    金

OPECがウィーンで開催していた会合が終了したが減産は予定されていた以下で原油価格が下落。米ドルは上昇し、米国市場はBestBuyなどの業績が好調であったこともあり、SP500、NASDAQ、DOWともに史上最高値を更新。欧州では、BP、Total、Eniなどの大手石油関連株が軟化したが、個別企業の行政期は好調で、市場は方向性のない動きとなった

5月第3週の市況

2017/5/15    月

米国では4月の小売販売が上昇したが、消費者物価も0.2%上昇し、ここ1年で見れば消費者物価は2.2%上昇したことになる。四半期の業績が芳しくなかったJ.C.PennyやNordstromなどのデパート関連が大きく値を下げた。

2017/5/16    火 

ロシアとサウジアラビアが原油の生産調整で合意し原油価格が上昇。米ドルは値を下げ、資源関連株が値を上げる。SP500もNASDAQも史上最高値を更新。素材、建築関連が堅調。生産者の信頼感指数も上昇

2017/5/17    水

SP500は日中史上最高値を付けたがその後値を下げた。一方、AMD Micro Divicesが12%値を上げ、テクノロジー株は上昇してNASDAQは上昇。イールドが低下して金は上昇。欧州では銀行や製薬株が値を下げたが、全体としてはほぼ横ばいの動き

2017/5/18    木

トランプ大統領がFBIのコミー長官を罷免したことから市場は大きく影響を受け欧米株式市場は軟化。米国では10年国債のイールドが2.22%にまで低下し、金が上昇、米ドルは対円、対ユーロで大きく値を下げる。株式市場では銀行株の下落が最大。欧州市場でも影響を受け銀行株を中心に株値下がり。フランスではグリーンアクティビストが環境エネルギー相に任命され、EDF株が大きく値下がり

2017/5/19    金

米国では政治的な混乱はありVIX指数は高いものの中東部地区の製造業指数が予想外に好調で株式、米ドルともにリバウンド。通信、テクノロジー、消費財などが堅調。ブラジルではTemer大統領が贈収賄で訴えられ株式市場は8.8%の下落。欧州市場でもブラジルへの輸出が大きいCasino、テレフォニカ、テレコムイタリアなどが値を下げ市場全体も下落

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