2月第2週の市況

2026/2/9    月 

米国市場では、ダウが初めて5000ポイントを超えるなど主要3指数は値を上げた。Amazonは今年の資本的支出が50%増加することを公表し、株価は7%ほど下落。一方で、Nvidia,Advanced Micro Devices、Broadcomなどの株式は約7%上昇。保険会社のMolina Healthcareは2026年の利益見込みが市場の予想を下回ったことから、株価は25%下落。欧州市場でも前日からリバウンドして株式市場は値上がり。自動車メーカーのStellantisは、EV事業の縮小のためのコストを222億ユーロ計上したことから株価を25.2%と大きく値を下げ、自動車指数全体も3%値下がりとなった。ノルウェイの防衛企業Kongsbergは四半期の利益が予想以上の増加となり15.6%株価上昇。Societe Generaleは投資銀行部門の収入が減少したことから株価が2.2%下落した

2026/2/10    火

米国市場では、AI関連株が先週値下がりしたが、リバウンドし主要3指数はいずれも値を上げた。大きく値を下げていたソフトウェア関連も全体的には6%ほど株価がリバウンド。Hims & Hers HealthはNovo Nordiskから特許侵害で訴えられ、株価が17%下落。共同創業者がCEOとして復帰すると報じられたWorkdayは株価が6%下落。欧州市場でもテクノロジー株が回復して市場は終値としては史上最高値を更新。また、イタリア第2の銀行UniCreditが良好な収益の見通しを公表し株価は6.7%上昇。米国のHims & Hersを訴えたNovo Nordiskは5.3%株価上昇。同業のZealand Pharmaも2.1%株価上昇

2026/2/11    水

米国市場では、ダウは幾分値を上げたが、NASDAQとSP500は値下がり。12月の小売販売は予想外に低調であった。Alphabetは200億ドル相当の債券を販売することを公表し、株価は1.8%値下がり。Walt DisneyやHome Depoが値を上げ、一方、コカ・コーラは四半期の売上が予想を下回った。欧州市場では、BPが自社株買い計画を中止したため株価が6.1%下落したが、自動車関連でFerrariが2026年のコア利益が幾分上昇することを公表し株価が2.5%上昇したほか、Keringが第4四半期の売り上げ減が予想以下になったことを公表し株価が10.9%上昇。株式市場は全体でみれば横ばいであった

2026/2/12    木

米国市場では公表された1月の雇用統計が予想以上に強く、Fedが利下げを先延ばしにするのではないかととの懸念につながっている。株式市場では主要指数は上昇したものの、上昇はわずかであった。セクター別ではエネルギーや一般消費財が上昇し、金利感応度の高い金融やコミュニケーションが下落。マイクロソフトやAlphabetが依然として弱く、フィラデルフィア半導体指数は上昇。保険会社のHumanaは2026年の利益見通しが市場の予想を下回り、株価は2.4%下落。欧州市場でも米国の雇用統計の影響で金融などが値を下げたが、エネルギー関連が値を上げ、全体としては史上最高値を更新。フランスの TotalEnergiesは第1四半期の自社株買いを半分にしたが、石油とガスの備蓄を増加させることを公表し、株価は2.7%上昇。また、金属価格が上昇したことから鉱業関連も値上がり

2026/2/13    金 

米国市場では、金曜日の消費者物価指数の動向に注目が集まる中、イールドが低下し、テクノロジー株と金融株を中心に値下がり。ソフトウェア会社のAppLovin Corporationは四半期決算が予想を超えたにもかかわらず、競争環境の激化などで株価は18%値を下げた。昨日史上最高値を更新した欧州市場でも株価は値下がり。HSBCやBanco Santanderなどの大手行が2%以上値を下げた。ドイツの決済会社のAdyenは、2025年の収益の伸びが市場の予想に届かなかったことから株価は21.9%値を下げた

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2月第1週の市況

2026/2/2    月 

米国ではトランプ大統領が次期FRB議長にウォルシュ氏を名指ししたが、連邦政府の新たな閉鎖への懸念もあり、また、12月の生産物価指数が予想以上に上昇し、株式市場は値下がりした。Appleは当初は値を下げたが、四半期業績を公表し値上がりに転じた。Colgate-Palmoliveは年間の売り上げ予想を上方修正し5.9%株価上昇。マイクロソフトは前日に引き続き10%と大幅な株安となった。欧州市場では、銀行株がけん引して市場は値を上げた。スペインの銀行のCaixabankは今年と来年の収入と利益が増加することを予想し、株価は6.7%上昇。Swatchは昨年後半、4.7%の販売増になったことがわかり、株価は13.4%上昇した。Adidasは2025年の売上が過去最高になり自社株買いも公表したことから株価は4%上昇

2026/2/3    火

米国市場では半導体関連が市場をけん引しSP500は史上最高値付近まで値を上げた。また、小型株が堅調でReussell2000は1.6%上昇。今週決算を公表するAlphabetとAmazonがいずれも1%以上値を上げた。半導体関連ではAI関連の需要が高くSanDiskは15%、Advanced Micro DevicesとMicron Technologyはそれぞれ5%ほど値上がり。Walt Disneyは四半期の利益は予想を超えたが、米国内のテーマパークへの海外からの入園者数の減少とTV部門の不調が懸念され株価は下落。欧州市場では銀行とヘルスケア部門がけん引して株式市場は史上最高値を更新。NASDAQへの上場を果たした AstraZenecaは3.2%株価上昇。デンマークのジュエリー企業Pandoraは銀価格の下落により株価が9.2%上昇

2026/2/4    水

米国市場では、AIがソフトウェア業界により競争を引き起こすとの考えから株式市場は値を下げた。Nvidiaが3.8%、マイクロソフトが3.2%、Amazonも3%株価下落。ソフトウェア関連では、Salesforce、Adobe、Synopsys、Datadog、Atlassianなどが8%前後の株価下落。デンマークのヘルスケア会社Novo Nordiskが年間売り上げの大きな下落を予想したことから、ライバルのEli Lillyが3.8%値を下げたほか、ヘルスケア関連が値を下げた。欧州市場では、ClaudeのAichatbotが既存のソフトウェアに悪影響を及ぼすのではないかとの懸念から、ソフトウェア会社の株価が下落。英国のRELXが14.4%、オランダのWolters Kluwerが12.7%、ドイツのSAPが4.6%の株価下落。ただそ市場全体で見れば、鉱業関連が値を上げたことから、株価はほぼ横ばいであった。フランスの広告会社Publicisは2026年の堅調な成長を予想したが、株価は9.2%値下がり

2026/2/5    木

米国市場ではテクノロジー関連を中心に株式市場は値下がり。ダウは値を上げたが、SP500とNASDAQは値下がり。Alphabetは、市場終了後、四半期決算を公表し、AI関連の大規模投資が売り上げ増につながっていることは確認できたが株価は2.3%下落。半導体関連では、Advanced Micro Devicesの四半期の成長予想が期待外れで、株価は16%下落。競合相手のNvidiaも3.7%値を下げた。Palantirも13%値下がり。欧州市場では、通信セクターと消費関連がけん引して史上最高値を更新した。GSKは新薬開発を加速させ成長を加速させる計画を公表し、株価は6.9%上昇。一方で、肥満治療薬Wegovyの市場が消滅したことから2026年の売上・利益に減少が見込まれることからNovo Nordiskの株価は17.2%下落。UBSは四半期利益が予想を超えたが、株価は6.3%下落した。スペインの銀行 Santanderは米国の地銀を122億ドルで買収することを公表し、株価は3.5%下落

2026/2/6    金

米国市場ではAI関連の巨大投資への懸念がAI関連大型株を引き下げ11月以来の大きな値下がりとなった。主要3指数はいずれも1%前後の値下がり。Alphabetは2026年のAI関連投資が1850億ドルになることがわかり株価は4.2%下落。マイクロソフトは3.2%、Palantirは6%、Oracleは5.6%の値下がり。市場終了後に四半期決算を公表するAmazonも4%値を下げた。また、連日値を下げているソフトウェア関連も、ServiceNowが5.5%、Salesforceが4.8%値を下げた。Qualcommは第2四半期の売上・利益が予想を下回り、株価が7.2%低下。欧州市場ではECBが予想とおり金利を維持したが次回の利下げに関して示唆をしなかった。銀行株は大きく値下がり。スペイン御銀行BBVAはコスト増から収益悪化が懸念され株価は8.8%下落。フランスのBNPパリバは四半期業績が予想を超えたが、株価は1.2%の下落。欧州最大の銅製造のAurubisは四半期業績が予想を下回り、株価は2.9%下落

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