1月第5週の市況

2026/1/26    月

米国株式市場は、ダウは値を下げ、SP500は横ばい、NASDAQは値を上げる展開になった。インテルは第4四半期の赤字を報告し、また、今期の見通しも明るくないことを公表し、株価は17%下落。ミシガン大学消費者信頼感指数は予想よい良い数値が公表された。欧州市場はグリーンランド問題に引きずられて値を下げた。長期国債の売り越しに反応する形で保険株が値を下げた。一方で鉱業やエネルギーといったセクターが値を上げたことから市場全体の値下がりは限定的となった。スウェーデンの通信機器関連のEricssonは第4四半期の利益が予想を超え、自社株買いを行うことを公表し、株価は10.5%上昇。Adidasはブローカーの評価が低下し5.7%値を下げ、Pumaも14%株価値下がり

2026/1/27    火 

米国市場では大型株であるMeta、Alphabet、Broadcom、Appleなどが2%以上値を上げ、SP500、NASDAQは4日連続での上昇となった。ダウも値を上げた。コミュニケーションサービスがセクターとして大きく値を上げたが、Teslaが2.4%値を下げたことから一般消費財は値下がり。金価格は初めて1オンス当たり5000ドルを超えたことから金関連株が上昇。インテルは四半期の売上・利益がともに予想を下回ったことから2日連続の大きな値下がりとなった。欧州市場では報告性のない動きとなったが最終的に市場は銀行株にけん引されて値を上げた。ドイッチェバンクやロイズは週後半に決算報告をする予定になっているが、利益が伸びると予想されている。また、金や銀の価格が値を上げたことから鉱業関連も値上がり

2026/1/28    水

米国市場では、ダウは値を下げたが、SP500とNASDAQは値を上げた。SP500は史上最高値を更新。トランプ政権がメディケアの支払い水準を上げることを提案したことから、UnitedHealth株は19%値下がり。同業のHumanaも19%、CVCは14%株価下落。UPSは2026年の売上が上がりそうなことを予想し、株価は3%以上上昇。同業のFedexも2.5%の上昇。GMは第4四半期のコア利益が上昇したことを公表し、株価は9%上昇。欧州市場では銀行株がけん引して市場は値を上げた。HSBCの株価は2.8%上昇。中国系のAnta
Sports ProductsがPumaの筆頭株主になり、Puma株は9%値を上げた。LVMHは予想より第4四半期の売上がよかったことを公表したが株価の上昇は0.2%であった

2026/1/29    木

米国市場では、Fedが年末までに0.75%金利を引き下げる予定ながら、予想通り今回は金利を据え置き、株式市場はおおむね横ばい。Meta,マイクロソフト、Teslaが市場終了後に四半期決算を公表する。欧州市場では、高級品株が値を下げて市場全体も下落。LVMHはCEOが2026年の見通しが芳しくないことを公表し、株価は7.9%下落した。同業のKeringも3%値を下げ、Moncler、Hermesもそれぞれ2.9%、3.7%値を下げた。ASMLは、第4四半期の業績は予想を超えたが、個社というより業界全体の先行き不透明感の中株価は1.9%下落。ドイチェバンクはマネーロンダリングに関して当局の査察を受け、株価は1.9%下落した

2026/1/30    金 

米国市場では、主要3指数はいずれも値下がり。マイクロソフトはクラウド関連の収入が伸び悩み多額の投資を早期に回収できないのではという懸念から株価は12%下落。同様にソフトウェア会社が値を下げ、Salesforceが7%、Oracleが4%、Adobeが3%など値を下げた。一方で、収入予想を上方修正したMetaは10.3%株価上昇。第4四半期の業績が予想を超えたIBMも3%株価上昇。欧州市場の株価は下落。ドイツのソフトウェア会社のSAPが年間のクラウド収入が予想を下回ることになり株価が16%下落。そのためテクノロジーセクターやドイツ市場は値を下げた。米国のマイクロソフトの値下がりの影響も受けた。ドイッチェバンクは2007年以来の年間利益を計上することになったが、捜査中のマネーロンダリング疑惑が影響して、株価は1.2%下落。Nokiaは長年CEOを務めてきたバルダウフ氏が辞任することを受けて株価は9.4%下落

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1月第4週の市況

2026/1/19    月

米国市場では、3連休を前に方向性のない市場となり、主要3指数はいずれも値を下げた。ただし、半導体関連については前日に引き続き値上がり。PNC Financial Services は第4四半期の利益が仲介手数料が好調で25%上昇し、株価も3.8%上昇。欧州市場ではヘルスケアなどの株価が上昇する一方、鉱業株や高級品株が値を下げ、株式市場は横ばい。高級品のRichemontはブローカーの評価引き下げにより株価が5.4%減。週の前半に地政学的な緊張の高まりから金属や石油の価格が値を上げたが、緊張が幾分緩和したため鉱業株が値を下げた。デンマークのNovo Nordiskは今月発売した減量薬の販売が好評であったことから株価は6.5%上昇

2026/1/20    火

米国市場は休場。欧州市場では、トランプ大統領がグリーンランド問題で欧州各国に10%の追加関税課すと発言したことに反応して、2か月来の大きな値下がりとなった。セクター別では、高級品、自動車、テクノロジーが2%ないし3%の大きな値下がりとなった。また、市場ボラティリティも昨年11月以来の高水準に上昇。スイスのZurich Insurance Groupは英国の保険会社Beazleyをすべて現金で76.7憶ポンドで買収することを公表しBeazleyは43%株価が上昇

2026/1/21    水

グリーンランド問題が世界的な混乱を引き起こし欧米市場で株式市場は値を下げた。米国市場では主要3指数はいずれも大きく下落した、一方で、金価格は史上最高値を更新。ボラティリティ指数は2か月来の高値になった。Warner Bros Discovery’sへの買収提案額を変えずにすべてキャッシュでの買収を提案したNetflixは0.3%株価上昇。3Mは調整後の年間利益が想定値の下限になることを予想し、株価は8.1%下落。欧州でも株式市場は大きく軟化。フランスのRenault Groupは2025年の販売が3.2%上昇し、株価も2.2%上昇した。TotalEnergiesは第4四半期の石油とガスの生産は低調になったが、精製部門で利益を上げたと報告し、株価は1.4%上昇。LVMHはトランプ大統領がフランスワインに対して200%の関税を課する構えでいることから、株価は2.2%下落

2026/1/22    木

ダボス会議でトランプ大統領が欧州諸国への追加関税を取り下げたことから、米国の株式市場は値を上げた。また債券イールドは、このニュースを受けて大きく下落。NetflixのWarner Bros Discoveryの一部の買収は失敗になった。Netflix株は3%弱値下がり。四半期利益が予想を超えたUnited Airlinesは2.3%株価上昇。欧州市場ではトランプ大統領のグリーンランド獲得に関するレトリックが緩和されたことから、当初値を下げていた市場は回復し、最終的には横ばいとなった。英国の保険会社Admiral Groupはブローカーの評価引き下げにより株価が4.1%下落。また、フランスのダノンは中国の出生率低下が市場の規模を縮小すると指摘され株価は8.4%下落。鉄鉱石と銅の生産が予想を超えたRio Tintoは株価が5.2%上昇。CEOに前ユニリバーのシューマッハ氏が就任したBarry Callebautは3.3%株価上昇

2026/1/23    金

米国市場ではトランプ大統領が欧州諸国に対する課税強化を取り消したことから株式市場は値を上げ、小型株中心のRussell2000は史上最高値をつけた。大型株ではMetaが5.4%値を上げたほか、Alphabet、Tesla、Appleなどが1%ないし3.4%上昇。また、11月の個人消費は堅調であったことが公表された。GE Aerospaceは四半期利益が予想を超えたが、株価は5.8%低迷。四半期業績を公表したProcter & Gambleも3.2%の株高。欧州市場でもトランプ大統領の関税撤廃を受けて、株式市場は値を上げた。セクター別では建築や銀行が2%以上上昇。2025年のキャッシュフローが予想以上に要項であったVolkswagenは6.5%株価が上昇し、ドイツ株式をけん引。また、ウクライナに関連の強いオーストリアの銀行RaiffeisenとWizz Airがそれぞれ7%、9%株価上昇

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