7月第1週の市況

2026/6/29    月

米国市場では、AI関連が大きく値を下げ、主要3指数はいずれも値を下げた。フィラデルフィア半導体指数は5.3%の値下がり。AppleについてはiPadやMacbookの価格引き上げにより株価を下げた前日から幾分リバウンドして3.1%の株高。モデルナはイベントを開催しパイプラインを展示し株価は約13%値上がり。OpenAIはIPOの時期を来年に遅らせることを検討していると報じられた。 SpaceXは株式指数に組み入れられる前にパッシブ運用ファンドが購入する必要があるため、株価は幾分上昇。Synapticsに買収されることに合意したON Semiconductorは24%株価下落。 Synapticsも3.7%の株価下落。欧州市場では、テクノロジー関連が軟調なのに加えて、ドイツ当局がオンライン衣料のZalandoの会計について査察をするチームを立ち上げたことから、市場は軟化。Zalandoは6.3%の株安。半導体関連ではInfineonとSTMicroelectronicsがともに4.5%値下がり。数年で10万人の労働者を解雇すると報じられたVolkswagenは3.9%の株高

2026/6/30    火

米国市場では、週末悪化していたイランと米の緊張に緩和の動きがみられ、また、最近値を下げていたテクノロジー関連がリバウンドしたことなどから市場は上昇し、ダウは史上最高値を更新。メディア&ケーブルプロバイダーのComcastは2社に分社化することを公表し4.5%株価上昇。SpaceXはNASDAQ100に組み入れられることになり7.2%株価上昇。Alphabetもダウに組み入れられ4.8%の上昇。欧州市場ではテクノロジー関連は値を上げたが、建築関係が下落し、市場全体では横ばい。原油価格はホルムズ海峡の通貨に懸念が残ることからわずかに上昇。オランダのデジタルサービスProsusは通年のコア利益が84%上昇し、株価が2.4%上昇

2026/7/1    水

米国市場では、主要3指数がいずれも上昇。特に、テクノロジーセクターが上昇した。欧州市場でもほとんどすべてのセクターが値を上げ、特にテクノロジーが2.5%と大きく上昇した。市場全体も値あがり。半導体関連ではASMLが6.8%株価上昇したほか、STMicroelectronicsやInfineonも上昇。AI機器メーカーが需要が底堅いことを強調したことを受けて、Siemens Energyは5.6%株価上昇。フランスの製薬会社Abivaxは潰瘍性大腸炎治療薬の検査が良好であったことを公表し、株価は38%上昇

2026/7/2    木

米国ではウォーシュFRB議長が利下げに対して否定的なコメントを発した。株式市場では、MetaがAI関連の過剰施設を売却すると報じられ、株価は8.8%上昇した。一方で、テクノロジー株は軟化し、市場全体としてはわずかに値を下げた。オーストラリアのSouth32がアルミニウム関連資産の大部分をAlcoaに売却することで合意したが、Alcoa株は8.9%値を下げた。欧州市場では、テクノロジー関連株が値を下げ、市場全体も値下がりとなった。半導体装置のASMLは4.6%値を下げたほか、Schneider Electricは非上場のCognite ⁠Holdingを買収し、株価は3.1%値下がり。ECBは年末までに金利を0.25%引き上げるとみられ、また、米国の金利水準も高位を維持するとみられており、原油価格は下落しているがインフレの懸念は依然として引きずっている。ウクライナに16機のグリペン戦闘機を出荷する契約を締結したSaabは3.3%株価上昇

2026/7/3    金

米国の雇用統計は予想より低い新規就労者数となり、Fedの利上げ観測は減退した。株式市場ではテクノロジー株を中心に値を下げたが、ダウは上昇。Teslaは第2四半期の出荷数が増加したにも関わらず株価は値を下げ、7.5%の株安に。NASDAQでIPOをしたBending Spoonsは11.3%の株安になった。欧州市場では、米国の雇用統計が利上げを押しとどめると理解され、株式市場は史上最高値を更新した。Bayerは米国での訴訟に勝利したためRoundUP事業をRuveonという新規部門に統合することを公表し、株価は8.9%上昇した。消費関連の株も強くまた、防衛関連も値を上げた


 

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6月第4週の市況

2026/6/22    月  

米国市場は祝日のため休場。欧州では、鉱業株が値を下げたことや中東情勢が本当に停戦になるのかを警戒する向きもあり、株式市場は区分値を下げた。鉱業株ではロンドン上場のAntofagastaとPan African ​Resourcesが、それぞれ、6.2%、5.9%値を下げた。ASMLは、米当局が同社が中国に極端紫外線リソグラフィ機器を輸出したことに対する懸念を表明し、同社はそれを否定する声明を出したが、株価は11%下落。オランダのホテル会社PPHEはイスラエルの同業の Fattal Hotel Groupから9.2憶ポンドでの買収提案を受けていたが不成立に終わったことを受けて株価は15.8%下落した

2026/6/23    火

米国市場では、SpaceXが16.4%値を下げたほか、Alphabetが5%値を下げ、Meta,Amazon,マイクロソフトなども値を下げた。AI関連に対する巨額の支出に対して多くの投資家が懸念を示していることが背景にある。また、米国とイランの合意により原油価格は下落した。 AbbVieがApogee Therapeuticsを109億ドルで買収することを公表し、Apogee Therapeuticsは46.7%株価上昇、AbbVieも6.2%株価上昇。欧州市場では、米イランの協議が前進しホルムズ海峡の航行再開に期待できるとして株式市場は値を上げた。英国の銀行であるバークレイズ、
Natwest、Standard Charteredなどはいずれも株価上昇。米国の投資会社CastlelakeがeasyJetに買収の提案していることがわかり、easyJetは2.8%株価上昇

2026/6/24    水

米国市場では、AI関連への支出増への懸念から、フィラデルフィア半導体指数が8%近く下落し、テクノロジーセクターも4%近く下落するなど、AI関連を中心に値を下げ、主要3指数はともに下落。Nvidiaが4.1%、インテルが9.4%、Marvell Technologyが5.8%値を下げた。Micron TechnologyやSanDiskはともに13%の株安。日用品関連は値上がり。欧州市場では、Fedが近く利上げを行うとの観測と、世界的な株価下落の影響を受けて、株式市場は値を下げた。原油価格は1%、金価格は2%下落。テクノロジー関連ではInfineonとSTMicroelectronicsがそれぞれ​6.3%と8.5%値を下げたほか、ASMLとAixtronもそれぞれ5.7%、8.3%と値を下げた。ヘルスケアや食品・飲料といったセクターは値を上げた

2026/6/25    木

米国市場では、テクノロジー関連が評価が高すぎると警戒され、SP500とNADSAQは値下がり。ダウは値を上げた。半導体デザインのCerebras Systemsは利益リルが低下する見込みであることを公表し、株価は20%近く下落。トランプ大統領が、超党派の議員による住宅法案の署名を拒否し、その結果、Hovnanian Enterprisesなどの住宅建築会社の株式が上昇。欧州市場ではほぼ横ばいの市場となった。ドイツの防衛産業Rheinmetallはドイツ政府が6隻のフリーゲート艦の建造を中止する計画を打ち出したことから、Rheinmetal社の株価は18.7%下落。代わりにThyssenkrupp社製のより小型の艦艇に切り替えることになるので、Thyssenkrupp株は16%上昇。鉱業とエネルギーは、原油価格や金属価格が下落したために、それぞれ、セクターとして2.5%と2.3%値下がり

2026/6/26    金

米国市場では、Micron Technologyの業績が予想を上回りAI関連の半導体需要が底堅いことを示し、同株は15.7%値を上げた。同業のQualcommも3.7%値を上げたが、Appleはメモリーコストの増加でiPadなどの価格を引き上げることになり6.1%株価下落。Nvidia,マイクロソフト、Alphabetなども値を下げた。市場全体ではSP500とNASDAQは値を下げ、ダウは値上がり。また、米国の5月のインフレは対前年同月比4%超の増加になり、Fedによる0.25%の金利引き上げが早まると予想している。欧州市場ではヘルスケア株がけん引する形で市場は上昇。Bayer は米国最高裁判所からラウンドアップに関する訴訟で同社の勝訴となる決定を受け、同株は18.7%値を上げた。半導体関連では米国の同業に連動して Infineon とSTMicroelectronics が3.1% と5.1%値を上げ、半導体機器のASMLは2.6%値を上げた。Castlelakeからの買収提案を拒否したEasyJetは6.4%株高

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