2020年6月30日、国税庁が平成30年の相続税の統計データを公表しました。
それによれば・・・相続税の被相続人(亡くなった方)は全部で116,341人。平成30年(2018)人口動態統計によれば、平成30年に亡くなった人の総数は、1,362,470人。割り算をしてみると、相続税の対象になった方の割合は8.5%になっています。
相続財産の分類を見てみると、土地と現預金が30%~35%程度。有価証券が15%ほど。家屋や生命保険が5%前後になっています。なんとなく、理想的なポートフォリオ…と思ってしまいそうですが、
- 土地については小規模宅地の評価減適用後の金額
- 生命保険や退職金は非課税枠適用後の金額
- 家屋・構築物は固定資産税評価額
であることを考慮すれば、本当の金額は、
- 土地 👆
- 現金・預貯金👉
- 有価証券👉
- 家屋・構築物👆
- 生命保険👆
といった修正が加わると思います。