教育費はいくらかかるのか?いろいろなところに載っていますが、幼稚園からしか載っていないことありませんか?
実はこれ、行政の区分の問題です。幼稚園は文部科学省、保育園は厚生労働省の管轄なので統計が統一されていません。
幼稚園から高校までであれば、文部科学省の「子供の学習費調査」を参照にすればよいでしょう。
保育園の保育料は、小売物価統計調査を見れば数値に辿りつきます。この統計では、2歳児と5歳児の保育料を掲載してくれています。5歳児になると保育料がかなり下がるのですが、注目すべきは、地域によって保育料に差があることです。
特に、安いのは東京の特別区です。各種の補助が充実していて、出費が抑えられていることがよくわかります。近隣の川崎市や横浜市と比較してもその差は歴然としています。また、グラフには載っていませんが、東京都の八王子市なども横浜や川崎と同じレベルです。
5歳児に関しては大阪市が一番安くなっていますね。