7月第5週の市況

2016/7/25 月 世界的に市場のバリュエーションが上昇する中、SP500は史上最高値を更新。VerisonはYahooの買収を考えていると報じられ株価上昇。ECBや日銀が追加刺激策を見送る中、ドルが上昇し、資源・エネルギー価格が下落
2016/7/26 火 日米の中央銀行の会合を前に米国市場は薄商い。ドルが強くエネルギー価格が下落。欧州ではドイツの消費者信頼感指数IFOが予想ほど下落せずDAXは0.5%上昇。ライアンエアーが強気の業績見通しで、エネルギー関連は軟調であったが市場全体も上昇

2016/7/27 水 米国市場では国債の需要減から国債価格が下落、日本は景気対策が当初規模より小さくなると見られ日本円は上昇。原油価格は3か月来の安値。米国株式市場は横ばい。欧州では銀行株が軟調であったが、消費関連株が堅調で市場は上昇

2016/7/28 木 Fedが金利を維持し、利上げについtも緩やかな利上げを維持。米国市場はFedの決定後大きく下げたが、その後、ドル安になり株式市場は回復。欧州では、プジョーが収益を改善させ自動車株が回復。DAXはBrexit以前の水準に戻る

2016/7/29 金 日銀が緩和策を打ち出し、イングランド銀行は利下げを行うと見られ、円とポンドは軟調.米国ではアルファベットやFBなどの企業収益が好調で市場は続伸.欧州ではストレステストの結果を受けてドイチェバンクなどが値を下げ銀行株中心に市場は軟化

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7月第4週の市況

2016/7/18 月 フランス、ニースのテロにより欧州市場ではホテル・レジャー・航空株が軒並み値下がり。米国市場には、トルコの軍のクーデター情報が影響して、ヘルスケア関連が強かったものの、米国株式は史上最高値から軟化。

2016/7/19 火 ソフトバンクが英国の半導体メーカーARMを3200億ドルで買収することが報じられ欧米市場ではテクノロジー株を中心に値上がり。欧州ではトルコの混乱の影響で旅行関連が軟化。米国ではSP500が史上最高値を更新。楽観的な見方が広がり米国債、日本円は大きく軟化。トルコリラはリバウンド

2016/7/20 水 欧米市場とも材料に乏しい市場となった。米国では利益が予想を上回ったマイクロソフトやジョンソン&ジョンソンが値を上げたが、Netfliexは購買者の伸びが予想以下で値を下げた。SP500は下落したがダウは史上最高値を更新。IMFはBrexitを要因として市場成長率を下方修正

2016/7/21 木 SPがトルコの債務格付けを引き下げたためにトルコリラは軟化。Fedが年内に利上げに踏み切るとみられることから米ドルは7週間来の高値。欧米市場でテクノロジー株と自動車株が堅調で市場をけん引。欧州市場で資源株は軟化

2016/7/22 金 ECBは金利を維持し新たな景気刺激策を採用しなかったが、不良債権を抱える銀行の処理に乗り出すことを示唆し欧州の銀行株は上昇。フランスのテロ攻撃の関連で航空株は大きく軟化。米国市場では、原油の在庫が十分で原油価格は低下。サウスウェスト、インテルなどが業績不振で株価下落、Qualcomm、Ebayなどは上昇。市場全体としては軟化

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7月第3週の市況