パターン・ランゲージ

パターン・ランゲージ”という言葉を聞いたことがあるだろうか。

パターン・ランゲージとは

パターン・ランゲージとは建築家のクリストファー・アレクサンダーが提唱した知識記述の方法です。アレクサンダーは、建物や街の形態に繰り返し現れる法則性を「パターン」と呼び、それを「ランゲージ」(言語)として記述・共有することを提案しました。(井庭崇+井庭研究室著「プレゼンテーション・パターン」慶応義塾大学出版会)

先日、パターン・ランゲージを採り入れた研修に参加してきたがとても役に立った。研修というと、私たちは、「参加したいけど参加できないから、レジュメだけ後で見せて」と話すことがしばしばある。レジュメを見れば、研修の内容がわかるというのが、この場合に、私たちが考えていることである。

しかし、私が参加した研修はレジュメを見ても、「はてさて、何の話だろう?」ということになる。実は、簡単なスクリプトが書いてあり、それに対して、参加者が考えたことを発言しあう。最後にそれをまとめる。簡単な内容なのであるが、私たちは、こんな簡単なことが案外できていない

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