ファンドの特徴
このファンドは、SOMPOアセットマネジメント株式会社が運用するファンドです。ファンドは、ファミリーファンド方式を採用しており、SOMPOアセットマネジメント株式会社が運用が運用するSJAMラージキャップ・バリュー・マザーファンドほか4つの親投資信託に投資する仕組みです。海外株式の運用に関しては、TCW INVESTMENT MANAGEMENT COMPANYに運用を委託しています。
年1回収益分配金が支払われる仕組みですが、設定来、収益分配金が支払われた実績はありません。NISAではつみたて枠も成長投資枠にも投資対象ファンドになっています。
運用パフォーマンスについては、過去5年間のデータからリターンとリスクを推定すると、それぞれ、7.17%、6.90%(いずれも年換算)となっています。東証株価指数(TOPIX)と比較すると、リスク・リターンともに下回っています。TOPIXとの相関係数は0.91程度になっています。三井住友アセットマネジメントが運用する「三井住友・DC年金バランス50(標準型)」とシャープレシオ、ソルティノレシオを比較すると、いずれも、このファンドが上回っています。
※ 202年10月時点で入手可能な情報に基づいて記入しています
ポートフォリオ
日本株式 31%,外国株式 14%,エマージング株式 5%,日本債券 33%,外国債券 15%,短期債券 2%に投資するのが基本ポートフォリオです
運用体制
アクティブ/パッシブ
アクティブ運用
販売会社
北海道銀行、PayPay銀行、SMBC日興証券、楽天証券、損害保険ジャパンなど |
資産残高の推移
ファンドは2004年11月に設定。その後、ファンドの純資産残高はほぼ右肩上がりに順調に増加し、2024年9月末時点で、301億円の純資産残高になっています
購入時手数料等
SMBC日興証券 1.10%、損害保険ジャパン 2.0%、北海道銀行 0%など
信託財産留保額
信託報酬
1.32%(税込み)
収益分配金
2004年のファンド設定以来、収益分配金が支払われた実績はありません
このファンドに対するコメント
このファンドのアピールポイントは、金融庁が求める“つみたて投資枠”NISA向け商品でありながら、アクティブ運用のファンドということになるでしょう。アクティブ運用ですから、パッシブ(インデックス)運用のファンドに比べて手数料は高くなっていますが、手数料を加味した運用実績が優れているので高いコストは問題にならないと結論付けられます。
2004年のファンド設定以来、収益分配金が支払われた実績がないということは、長期つみたて投資で資産を効果的に増やしたいという目的にかなうファンドだと思います。純資産残高の推移を見ても、販売会社の構成を見ても、“基準価額が上昇したら利食ってほかのファンドに乗り換える”というタイプの投資家は少ないものと思われます
ファンドは2002年に、「ライフタイム40」から「ハッピーエイジング40」に改名しています。委託会社の名称変更に伴ったものです。
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