11月第1週の市況

2025/11/3    月

米国市場では、Amazonが四半期の売り上げが予想を超えたことから株価が上昇し史上最高値を更新。Appleは年末期間の販売予想が市場の予想を超えたが、CEOが供給に制限があることを公表し株価はわずかに下落。連邦裁判所は政府機関の閉鎖中も食糧支援支出をすることを政府に命じたが、Kroger、Conagra Brands、Walmartといった食品関係株は値を下げた。市場全体では値を上げ、NASDAQが最も値を上げた。欧州市場では、株式は値を下げ、4日連続の値下がりとなった。AXAやScorといった保険会社は、業績が芳しくなく、株価はそれぞれ4.4%と13%値を下げた。Erste Group Bankは第3四半期の業績が堅調で年間の見通しも上方修正したことから株価は5.5%値を上げ、Danske Bankも四半期業績が予想以上であったことから株価は3.1%上昇

2025/11/4    火

 米国市場では、AI関連の株式が値を上げた一方で、ヘルスケア関連が値下がり。そのため、NASDAQ、SP500は値上がりとなり、ダウは値下がり。AmazonはOpenAIを自社のクラウドで動かす契約を取り交わし、Amazon株は4.4%上昇。また、トランプ大統領が中国ほかの外国の最先端の半導体を締め出す発言をしたことからNvidiaは3.2%株価上昇。 Nexperiaを400億ドルで買収することを公表したKimberly-Clarkは14%株価下落。一方 Nexperia株は13.9%上昇。欧州市場では自動車関連がけん引して市場はわずかに上昇。ホワイトハウスが中国系の Nexperiaからの輸入を許可する方針が報じられ、ルノー、メルセデスベンツ、フォルクスワーゲンなどが2%前後の上昇になった。また、ライアンエアーはここ半年の利益が回復したことを公表し、株価は4%近く上昇。一方で、鉱業株は2%下落

2025/11/5    水

米国市場では、モルガンスタンレーやゴールドマンサックスが株式市場の過熱を指摘し、ボラティリティ指数もここ2週間で最高となり、主要指数はいずれも値を下げた。10月のISM製造業指数の先行指数は50を下回る水準になった。市場終了後に四半期決算を公表したAMDや Uber Technologiesの株価が下落。欧州市場では英国とイタリアの市場を除き、市場は値を下げた。鉱業株は銅価格の値下がりを背景に2%値を下げ、また、テクノロジー株も1%ほど値を下げる展開となった。ヘルスケア関連は、Coloplastが第4四半期の利益が予想を超え株価が4.8%上昇し、Abivax も株価は6%上昇。フランスの福利厚生システム提供会社Edenredは2026年の業績の鈍化を予想し株価は8.6%下落。第3四半期の赤字が予想以下に収まったBPは1.3%株価上昇

2025/11/6    木

米国市場では、前日値を下げたがリバウンド。民間部門の雇用統計では10月の雇用はリバウンドして4.2万人の増加となった。ISMサービス指数は高い仕入れコストと雇用環境は厳しいものの、新規受注が堅調で全体でも増加傾向を示している。マクドナルドは同一店舗での販売が予想を超えたことから株価は2.6%上昇。欧州市場では前半テクノロジー株の売却により市場は値を下げたが、その後上昇して終えた。ヘルスケア関連はNovo Nordiskが通年の予想利益を下方修正し株価は4.5%下落。内視鏡のAmbuも15.8%値を下げ、Siemens Healthineersも四半期決算が予想を下回ったことから8.6%の株安に。一方で、四半期のコア利益が上昇したBMWが2.3%株価が上がったほか、メルセデスベンツ、ルノー、フォルクスワーゲンなどの自動車株が堅調。風力発電の Vestasも第3四半期の業績が予想を超え、株価が14.7%上昇

2025/11/7    金

米国市場ではAI関連の株式を中心に高値警戒感から売りが先行し、主要指数は下落。いくつかの雇用関連企業のレポートでは雇用環境の悪化が伝えられる。配送会社のDoorDashは第3四半期の利益が予想を下回り株価下落。化粧品関連のElf Beautyは年間の売上・利益がともに予想を下回り株価下落。欧州市場でもテクノロジー関連を中心に値を下げ市場斬体も値下がり。9月の小売販売が予想外に下落。Novo NordiskはMetseraを買収しよう時としているが、ライバルのPfizerのそれを阻止しようとする動きがとん挫し、Novo Nordisk株は1.9%上昇。AstraZenecaは第3四半期の業績が予想を上回り3.1%株価上昇

過去の市況を確認しよう!!

1か月前の市況 1年前の市況

ひふみプラス

ファンドの特徴

このファンドは、レオス・キャピタルワークス株式会社が運用する株式ファンドで、ファミリーファンド方式が採用されているファンドです。このファンドが投資するファンドは、レオス・キャピタルワークス株式会社自身が運用するマザーファンド(ひふみ投信マザーファンド )です。子ファンド1、親ファンド1の関係になっていますが、これは、直販ファンドの「ひふみ投信」と全く同じ運用スタイルで運用するために、運用は親ファンドで行い、「ひふみプラス」と「ひふみ投信」で手数料を違ったものにするための技術的な仕組みです。
NISAでは、「つみたて投資枠」「成長投資枠」のいずれも利用できるファンドです。

運用パフォーマンスについては、過去5年間のデータからリターンとリスクを推定すると、それぞれ、8.97% %、12.02 %(いずれも年換算)となっています。東証株価指数(TOPIX)と比較すると、リスクは上回り、リターンは下回っています。TOPIXとの相関係数は0.85程度になっていますので、ほぼ日本株式に投資しているファンドを前提にすれば相関はそれほど高くないといえるでしょう。東京海上アセットマネジメント株式会社が運用する「東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン」と比較すると、シャープレシオ、ソルティノレシオを比較すると、いずれも、このファンドが上回っています。
2025年10月時点で入手可能な情報に基づいて記入しています

ポートフォリオ

国内株式 96.04%,海外株式 2.16%,現金等 1.8%(2025年9月末)

運用体制

レオス・キャピタルワークス株式会社

アクティブ/パッシブ

アクティブ運用

販売会社

福岡銀行、東海東京証券、第一生命保険など

資産残高の推移

ファンドは2012年5月に設定。ファンド設定来、2017年12月までは資産運用残高は急激に資産残高は増加していましたが、その後はおおむね横ばいです。2025年10月末時点で、6396憶円の純資産残高になっています

購入時手数料等

福岡銀行(つみたて投資枠:ノーロード,窓口2.2%),東海東京証券(つみたて投資枠:ノーロード,1億円未満:2.2%)、第一生命(2.2%)など

信託財産留保額

0%

信託報酬

年1.078%【500億円まで】、年0.968%【500億円超】、年0.858%【1000億円超】(税込み)

収益分配金

ファンド創設以来収益分配金が支払われた実績はありません

運用会社のファンドのページはこちら

 

このファンドに対するコメント

アクティブ運用のファンドでNISAのつみたて枠投資を使って資産形成をしたいという投資家に向けたファンドです。目論見書上は3.3%を上限に購入時手数料をとれる仕組みですが、NISAのつみたて枠投資を利用する場合にはノーロードで購入できるようになります。アクティブ運用のスタイルは、目論見書に「市場価値が割安と考えられる銘柄を選別して長期的に投資」と記載があります。また、株式が割高な状態にあると判断したときは、現預金の比率が上がる場合も想定されます

気を付けたいポイントは、直近5年程度で見ると、市場そのものに負けているという事実です。NISAのつみたて投資を意識した信託報酬になっていますが、それでも、パッシブ運用のファンドよりは信託報酬が高くなっています。また、まったく同じ運用で直販タイプの「ひふみ投信」も選択肢として考えられますが、NISAのつみたて投資枠を利用することを考えれば、「ひふみ投信」より「ひふみプラス」のほうが、現状では信託報酬が低くなっていると考えられます。

リスク抑制世界8資産バランスファンド

のむラップ・ファンド(普通型)年6%目標分配金受取型

ピクテ・ゴールデン・リスクプレミアム・ファンド

りそなラップ型ファンド(成長型)

楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)

ピクテ・アセット・アロケーション・ファンド(1年決算型)

つみたてバランスファンド

iFreeNext FANG+インデックス

野村6資産均等バランス

iFreeETF日経225(年1回決算型)

ハッピーエイジング40

つみたて8資産均等バランス

ドイチェ・ETFバランス・ファンド

グローバル・アロケーション・オープンBコース(年4回決算・為替ヘッジなし)

三井住友・DCターゲットイヤーファンド2045(4資産タイプ)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)

三井住友・資産最適化ファンド(3バランス型)

ブラックロック・つみたて・グローバルバランスファンド

iFree8資産バランス

世界経済インデックスファンド

セゾン・グローバルバランスファンド

三井住友・DC年金バランス50(標準型)

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

Smart-i 8資産バランス 成長型

野村世界6資産分散投信(分配コース)

MHAM6資産バランスファンド

DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)

いちよし日本好配当株&Jリートファンド(年4回決算型)

コア投資戦略ファンド(成長型)

セゾン資産形成の達人ファンド

世界経済インデックスファンド

野村世界6資産分散投信(成長コース)

HSBC ワールド・セレクション (安定成長コース)

三井住友・アジア・オセアニア好配当株式オープン(椰子の実)

のむラップ・ファンド(やや積極型)

ダイワファンドラップ ヘッジファンドセレクト

ひふみプラス

グローバル・バリュー・オープン

JP4資産均等バランス

のむラップ・ファンド(普通型)

トレンド・アロケーション・オープン

楽天資産形成ファンド

東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)

ブラックロック・インデックス投資戦略ファンド

のむラップ・ファンド(積極型)

LOSA長期保有型国際分散インデックスファンド

ファイン・ブレンド(毎月分配型)

シュローダーYENターゲット(1年決算型)

野村世界6資産分散投信(成長コース)