iDeCoの講演を聞いて思ったこと

先日、きんざいのFPシンポジウムに参加させてもらいました。iDeCo(確定拠出型年金・個人型年金)のお話を、お二人の専門家(竹川さんと大江さん)から聞いてきました。

お二人ともお話はとてもお上手で、聴いていてあっという間に終わってしまったのですが、どうも聞いた後に覚えているのは、税金の話ばっかりで、『税金の話>年金の話>運用の話』といったイメージが頭に残りましたもう少し運用の話が聞きたかったなぁというのが私の感想です。

講師のお話が上手だったのでよい制度だと思って聞いていましたが、あとで整理して考えると、

(1)掛金が所得控除になるのは・・・〇

(2)受取時の税制は問題あり・・・△(これはセミナーでよくわかりました)

(3)年金として受け取ることを前提にしていないので年金の機能は不完全・・・×

(4)投資教育はとっても難しそう・・・?(まあFPが適当なのだろうけど・・・本当に??)

改めて思ったのは、業界を分断するのではなく、強いところを連携させた制度にしてほしいなぁということです。生意気にも、改革案を描いてみました。運用は運用会社、年金は保険会社、販売管理の窓口は銀行というハイブリット型です。時間があれば、しっかりした記事にします。

きっと、国を挙げてこの改革をするのは大変なので、保険会社が同じような商品を創ればよいと思います。それなら、個別企業でできる話です。これは、変額年金を作った直後から頭に思い描いていたことなのです。

 

3月第1週の市況

2017/2/27    月

米国の財務長官が低金利が維持することを望むと発言したことから米ドルが上昇。金も上昇。その影響で公益株、通信株が堅調。ダウは11日連続の値上がりになる。市場は28日に行われるトランプ大統領のスピーチに注目。欧州では金属価格の下落から鉱業関連が軟調。見通しの悪い業績を公表した銀行関連も弱い

2017/2/28    火

米国市場では28日のトランプ大横領の議会でのスピーチを前に、トランプ政権の積極投資策を前提にエネルギーやインフラ関連銘柄が強い。国債は軟化しドルは上昇。不動産、電話といったセクターが軟調で、ダウ、SP500ともに上昇。DOWは12日連続の上昇となった

2017/3/1    水

米国市場ではトランプ大統領の火曜夜のスピーチを前にまちまち、週末のイエレンFed議長のスピーチにも注目が集まる。国債と米ドルは幾分上昇。ダウは13日連続の値上がりにはならなかった。欧州ではトランプ大統領が防衛費の大幅増を明言したのを受けて、航空・防衛指数が上昇。個別銘柄の収益も回復して市場は上昇

2017/3/2    木

米国ではトランプ政権の政策が変わりないことから産業・エネルギー関連を中心に値を上げ、Fedの2名の地区連銀総裁が3月での利上げを主張したことから市場では利上げ含みで銀行株が上昇。中国の工場統計が堅調であったことから資源価格が上昇し、DAXは12000を超えた

2017/3/3    金

米国では市場の過熱感から銀行株を中心に値下がり。インフレ懸念から金や銀の価格が下落し、イールドも上昇。金属関連も安い。欧州では個別企業の動きが目立ち市場は横ばい