高齢期の医療保険は本当に必要?

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保険は性別や年齢により保険料が異なります。そして、年齢が上がるほど保険料が高くなる。これは医療保険であっても例外ではありません。

一方、あなたが65歳になったときに、どの程度の保険料を支払っていくことができるでしょうか。死亡保障、老後保障、介護保障・・・医療保障を考えるのはそれらの後でよいでしょう。

医療の分野は公的保険が充実している分野です。後期高齢者に該当し、住民税非課税の世帯の場合、月々の医療費は2万4千円程度が上限です。通院についても8,000円が上限です。民間の医療保険は公的な健康保険の補完と考えてよいのです。

この分野の保険は、かつて、外資系保険会社が日本に進出してくるときのために、日本の大手保険会社がわざと商品開発を控えていた経緯があります。そのため、外資系保険会社の商品開発の主戦場となり、過度な商品開発競争が行われてきました。その結果、たくさんの種類の保険が開発されたのですが、消費者としては自分たちのニーズを再確認して商品の取捨選択を行いたいところです。

8月第2週の市況

2016/8/8    月 

米国市場では労働人口が25万人以上増加し失業率も4.9%を維持。予想以上に良い統計でドル高、国債が軟化。原油、銅、金などの資源価格が下落。欧州では取引量が通常の3割減となったが、ヒューゴ・ボスなどの個別企業の好決算で市場は上昇

2016/8/9    火

米国ではWTIの価格が43ドルを超え大きく上昇しエネルギー株が堅調。ただし、ヘルスケア・消費関連株が足を引っ張り市場全体としては低下。亜鉛やニッケルなどの金属価格も上昇。日本円は軟化。欧州ではバークレイズが大きく上昇し金融株を中心に市場は上昇

2016/8/10    水

イングランド銀行が国債の予定量まで国債を購入できなかったので英国債のイールド低下。ドイツではミュヘン再保険が利益を伸ばし大きく上昇。DAXも2015年以降の高値を更新。米国市場は材料に乏しく横ばい

2016/8/11    木

米国ではFedの利上げが2016年中にないのではとの観測から銀行株が軟化し、石油の在庫増から原油価格が下落、エネルギー関連が安い。日本や欧州の中央銀行が緩和策と債券購入を繰り返していることから米国債に人気が集まりイールド低下

2016/8/12    金

米国市場ではダウ、SP500、NASDAQの主要3指数がともに史上最高値を更新。生産国が価格を下支えすることで合意した原油はWTIが4%以上上昇。欧州市場も値を上げBrexitによる下落を回復

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