5月第1週の市況

2024/4/29    月

米国市場では大手IT銘柄がけん引して市場は上昇。Alphabetは、700億ドルの自社株買いを公表し、第1四半期の好調な決算も相まって株価は10%上昇。マイクロソフトもAI関連の貢献で第1四半期の売上・利益はともに予想を超え、株価は1.8%上昇。その他、Amazonが3.4%、Nvidiaが5.8%値を上げた。ソーシャルメディアのSnapは第1四半期の売上・利益がともに予想を超え株価は28%近く上昇。Pinterestも4%株価上昇。エクソンモービルは第1四半期の利益が前年同期比で28%下落し、株価は約3%下落。欧州市場では、銀行株と産業株がけん引してここ3か月で最高の上昇となった。銀行株は英国のNatWestが6.1%上昇するなど、銀行セクターは9か月来の高水準になった。Wartsilaは第1四半期の受注やコア利益が予想を超えたことから株価は11.4%上昇。テクノロジー関連は米国のAlphabet等にけん引される形で上昇

2024/4/30    火

米国市場では、TeslaとAppleがけん引して市場は上昇。Teslaは中国で運転支援技術について安全証明を取得し株価は15.3%上昇。アップルはOpenAIとAI関連の対話を再開し、ブローカらの評価も引き上げられ、株価は2.5%上昇。そのほかのAlphabet、Meta、マイクロソフトなどのメガキャップは株価下落。第1四半期の売上が予想を超えたドミノピザは株価が5.6%上昇。欧州では株式市場は少しだけ値を上げた。ドイツではインフレが4月に比べて上昇したことが報じられ、また、ドイッチェバンクはポストバンクの買収に関する訴訟費用の引当金により収益性が悪化することが予想され、株価が8.6%値下がり。スウェーデンの不動産会社SBBの一部を保有しているノルウェイのPublic Property Investは新規上場で株価は1.4%下落

2024/5/1    水

米国では、労働コストが予想以上に上昇し、一方で、消費者信頼感が1年半以上来の低水準になったことから株式市場は軟化。セクター別ではエネルギー、一般消費財、素材、産業、テクノロジーが軟化。Amazonは第1四半期の業績が予想を上回り、時間外取引で3.1%上昇。 GE HealthCareは第1四半期の売上が予想以下となり株価が14.3%下落したが、3Mは四半期決算が堅調で株価は約5%上昇。製薬会社の Eli LillyやPaypalは通年の利益予想を上方修正し、株価上昇。欧州市場では、フォルクスワーゲン、メルセデスベンツ、Stellantisなどが4%から10%値を下げ、市場全体も下落。スペインの銀行BBVAとSabadellは合併の検討に入り、BBVAの株価は下落し、Sabadellの株価は上昇

2024/5/2    木

米国ではFOMCが金利を維持し、ADPレポートでは4月の雇用が強いことが確認された。株式市場ではダウは値上がり、SP500とNASDAQは値下がり。パウエルFRB議長は、インフレを2%にまで引き下げることに注力していることを説明し、差し迫った利上げを否定した。AI関連では半導体製造の Advanced Micro DevicesはAI関連半導体の売り上げ見通しが芳しくなく株価は9%下落。Super Micro Computerは四半期の収益が予想を下回り株価は14%下落。Amazonはクラウドコンピューター部門が好調で株価は2.2%上昇。Johnson & Johnsonは訴訟関連で進展があり株価は4.6%上昇。欧州市場は祝日

2024/5/3    金

米国市場ではFedが、金利政策についてよりハト派的な対応を示した一方で、金利の引き下げについてかなり先になるとの見通しを示した。Qualcomの四半期の業績が予想を超えたことから株価が10%近く上昇し。NASDAQは1.5%値を上げる。ダウやSP500も上昇。米国経済が堅調なことを受けてOECDは世界経済の成長見通しを上方修正した。市場終了後、アップルは四半期決算を公表し収益の下落は予想以下となった。欧州では株価はわずかに下落した。中東地区の紛争、6月以降のECBの政策動向、企業の業績などの材料を前に市場のセンチメントは冷え込んでいる。デンマークの製薬会社 Novo Nordiskは2024年の目通しを上方修正したが、ライバルのEli Lillyとの競争で薬価を引き下げていることから Novo Nordiskの株価は3%近く下落。金融関連ではオランダのINGが自社株買いを公表し株価は6.4%上昇。英国のStandard Charteredは第1四半期の業績が予想を上回り8.8%の株高

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