シニアライフの期間は、私たちが思っている以上に長いものになります。世帯主がリタイアした時、奥さまの年齢が62歳であったとしたら、奥さまの平均余命は約27年です。そして、シニアライフの特徴は、現役世代と異なり、人によってライフイベントが大きく異なる点にあります。また、インフレや公的年金の動向など自分ではコントロールできないけど、大きく変わりつつある社会要因も考慮しなければなりません。
シニアにとっての資産運用は、こういった状況から派生するリスクを的確に把握して、そのリスクを抑えるために考えるべきものです。
まず、ライフプランを考えて、その後に、資産運用を考えるという順序を間違えないようにしたいものです。