中年期&死亡

縦軸に保障の内容、横軸に年代をとった必要保障マップで、中年期における死亡保障を考えてみましょう。年齢が上がると死亡保障も充実させたいと思いがちですが、じつは、この時期死亡保障はほとんど要りません

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お子さまの年齢が上がっているのであれば、世帯主が亡くなったときの死亡保障は、壮年期ほど大きくありませんし、世帯の貯蓄も相応に積み上がっていると考えられるからです。もし、そうでなければ、死亡保障は必要です。

保険の見直しを考えられるのであれば、40代のうちに一度見直しておかれるとよいでしょう。家庭の実情に応じて保険料を抑えることが可能になっているはずです。

壮年期&介護

縦軸に保障の内容、横軸に年代をとった必要保障マップで、壮年期における介護保障を考えてみましょう。結論から言えば、民間の介護保険で解決できる部分は大きくないけど、介護保険に加入しておくと効果があるといえます。

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介護保険には、公的介護保険もあります。公的介護保険は、40歳になると加入します。つまり、40歳以下は公的介護保険の保障の対象ではありません。そして、公的介護保険も40歳から64歳までの人(第2号被保険者)については、保障の対象となる疾病が決められています。例えば、がんで要介護状態になったとしても、回復の見込みがないと判定されなければ保障の対象にはならないのです。