投信会社の反応

Brexit(英国のEU離脱)から終末を挟みましたが、投信会社では臨時レポートを出しているところが少なくありません。

これ大切だと思います。基準価額だけだと何%下がりましたという情報になってしまいますが、少なくとも、

(1)どうして値下がりしたのか

願わくば

(2)これから先どうなりそうなのか

を、責任者(担当者より望ましい)がしっかり説明してくれると安心できます。

ざっとみたところ、これにしっかり対応してくれているのが、シュローダー・インベストメント・マネジメント、日本系では野村アセットマネジメントです。参考になると思います。

公的年金の遺族保障

公的年金(基礎年金と厚生年金)にも遺族保障があります。公的年金のありがたいところは、老齢年金だけでなく、障害年金と遺族年金が用意されていることです。公的年金があることによって、私たちは、(民間の保険や貯蓄などを通じて)自助努力で準備する部分を少なくすることが可能です。

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遺族(厚生)年金の特徴は、早期に亡くなったときでも、300月(25年)働いていたものとみなして年金を計算してくれることです。厚生年金は、被保険者の期間によって年金額が増減するしくみなので、最低でも25年分の年金を受け取ることができるしくみはありがたいものです。遺族基礎年金は定額ですが、子または子のいる配偶者しか受け取ることができません

厚生年金保険の保障がない自営業者などは、厚生年金保険の分を国民年金基金などでカバーするか、民間の保険でカバーする必要があるでしょう。