FP-MIRAIサブメニューでできること~平均余命&必要老後資金

ライフプランニング統合ソフト「FP-MIRAI」のサブ機能の紹介です。

平均余命の表示

厚生労働省が公表している完全生命表に基づいて、性別・年齢別で平均余命を表示させることができます。人生100年時代といわれていますが、これは、現在生まれた人は、平均すると100歳以上生きるだろうという推定になっていることを意味しています。今生きている人が、100歳以上まで生きるということではありませんのでお間違えの無いように。リンダ・グラットンさんのLIFE SHIFTに詳しく書いてあります。

必要老後資金の計算

必要老後資金とは、リタイアしたときにどの程度のお金があれば老後を過ごすことができるかという金額です。実は、この計算とてもたくさんの仮定が必要です。よく、3,000万円必要とか、1億円必要とか言われますが、金額は仮定により大きく変動します。

ライフプランニング統合ソフト「FP-MIRAI」では、

(1)インフレ率と割引率は別物として0%~5%の範囲で設定できる

(2)人が生存する可能性を計算に含める

(3)同性同士のカップルの計算も可能(女性X女性のカップルの場合は金額が大きくなる)

(4)二人から一人になったときの必要金額の水準を自分で設定できる

という特徴があります

必要保障額の考え方とライフプラン分析~その5

必要保障額の計算について解説してきましたが、今回でコペルニクス的な転回になります。7500万円、いや、5,157万円といっていた必要保障額。実は、1,000万円で十分じゃないの?というのが結論です。

①就労する、②市町村の制度を使う、③資産運用を行うという3つを考えるだけで、必要保障額は本当に抑えられるのです。

『遺された家族の収入を確保するために、給与サポート〇〇保険に加入する』・・・そんなことをしていたら、保険の上に保険が載せられて保険料の負担だけで大変なことになります。保険でカバーするものと、保険でカバーしないものに分けるだけで必要保障額は抑えられ、保険の見直しになります。