キャッシュフロー表~何が描かれているのか

  • キャッシュフロー表に描かれているものは、時間の経過(西暦・経過年数)、家族の年齢の経過、そして、収入と支出および収支と資産のお金の情報です。
  • キャッシュフロー表は、将来10年後、20年後、家族の構成はどうなっていて、その時の収支と資産の状況を予測する表と理解すればよいのです
  • キャッシュフロー表に影響を及ぼすものはたくさん考えられます。その中で最も大きなものは、ライフイベントです

キャッシュフロー表の内容

キャッシュフロー(CF)表は、時間の経過(西暦・経過年数)、家族の年齢の経過、そして、収入と支出および収支と資産が一つにまとめられたものです。

この中で、収入と支出は実際に予想する必要があります。収支は、収入から支出を差し引けば計算できます。資産は、現在の金額さえわかれば、毎年の収支を加減していくことにより計算できます。

将来の予想が描かれた表

CF表ができあがっていれば、将来の金銭的な予測が可能になります。だから、ファイナンシャル・プランナーはCF表を作成しようとしたがります。

しかし、実際にCF表を作ってみると、簡単にできあがるものではないことがわかります。それは、収入や支出を発生させるモノがよくわからないかったり、あるいは、金額の見積もりが難しかったりするからです。

ライフイベント

この見積もりが難しいモノがライフイベントといわれるものです。ライフイベントとは、将来発生するであろう出来事です。10年後の収入は、10年後に確定しないことも事実です。だから、CF表を完成するためには、ライフイベントをどのように予想して、どの程度のお金を見積もるのかという作業がとても大切になってくるのです。

 

 

キャッシュフロー表&家計簿【セミナー】

一般社団法人女性力活性支援協会のセミナーでお話しさせていただくことになりました。テーマは、「キャッシュフロー表を使って将来を予想しよう」

キャッシュフロー表は、ライフプラン分析の定量分析を担当する重要なツールです。

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セミナーの概要

日時:2016年12月12日(月)13:30~16:30

第1部:キャッシュフロー表を使って将来を予想しよう

講師:杉山 明(一般社団法人シニアコンシェルジュ協会 理事)

第2部:キャッシュフロー表を使った家計管理 家計簿の役目

講師:大木 美子(一般社団法人女性力活性支援協会 代表理事)

場所:タワーホール船堀 305会議室 (都営新宿線船堀駅すぐ)

費用:無料

主催:一般社団法人女性力活性支援協会

第1部でお話しさせていただくことは、

家計の情報を整理する

1.キャッシュフロー表とは何か

キャッシュフロー表で加わるのは時間軸

キャッシュフロー表からわかるリスクの姿

どのようなキャッシュフロー表が必要なのか

貸借対照表が必要になるとき

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2.ライフプランニング統合ソフト「FP-MIRAI」

コンセプト

ケース❶ 「公的年金と生活費」

ケース❷ 「学資保険に加入すべきか」

ケース❸ 「投資信託のリスクが怖い」

といった内容についてお話しさせていただきます。