2月第2週の市況

2024/2/5    月

米国市場では、堅調な雇用統計とテクノロジー企業の好決算を背景に株価は史上最高値を付ける。MetaはFacebookの20周年で初めて配当を行うこととなり株価は20.3%上昇。AmazonはAI関連やイーコマース事業が好調で市販kに決算が予想を上回り株価は7.9%上昇。一方で、2日連続して大きく値を下げた地銀株は落ち着きを取り戻した。また、健康保険のシグナは年間利益の予想を引き上げ株価は5.4%上昇。欧州市場では、好調な企業業績と米国の労働統計が堅調すぎてFedが利下げを行わないという不安が相まって市場は横ばい。デンマークのDanske Bankは第4四半期の公表とともに自社株買いを公表し株価は8.1%上昇。メルセデスベンツは基礎的なキャッシュフローが堅調であることを公表し株価は2.0%上昇

2024/2/6    火

パウエルFRB議長のコメントが利下げから遠のいたとの観測からイールドが上昇した米国では、株式市場は値を下げた。仕入れ価格の上昇から1月のISMサービス指数は上昇。産業用ガスのAir Productsは2024年の利益予想が予想以下となり14.7%株価が下落。そのため、素材セクターがもっとも下落。テクノロジーとヘルスケアは上昇。Teslaはブローカーが目標株価を引き下げたために株価は3.4%下落。欧州では米国の労働統計とパウエルFRB議長のコメントが金利引下げに期待感を後退させ、ドイツ国債のイールドは上昇。株式市場は軟化。ドル高により金属価格が下落し鉱業株が軟化。小売も安い。フィナンシャル・タイムズは、イランがサンタンデールとロイズの口座を使って不正に世界各国に資金を移動させていると報じ、両銀行は、それぞれ5.1%と1.0%値を下げる

2024/2/7    水

米国市場では方向性のない市場の中、株式指数はまちまちの動きとなった。ダウは幾分値上がりし、SP500、NASDAQは下落。地銀のNew York Community Bancorpは先週発表された四半期決算の赤字から売りがかさみ株価は17%下落し、地銀指数も低迷。フロンティア航空の持ち株会社であるフロンティア・ホールディングは、予想外に赤字を免れ、株価は20%上昇。予想以上の業績を計上した、GEヘルスケア・テクノロジーズは株価が12.4%上昇。欧州市場では、原油高がエネルギー株を引き上げ、エネルギー株がけん引する形で市場全体も上昇。予想以上の四半期決算となったBPは5.5%株価上昇。中国では公的支援の更新について検討されていることから、中国に依存する鉱業株は1.4%上昇。ドイツではシーメンス・エネルギーが3.2%株価が上昇したこともあり、DAXが史上最高値を更新

2024/2/8    木

米国市場では、好調な企業業績のおかげでSP500は史上最高値を更新。Chipotle Mexican Grillは価格を上昇させたにもかかわらず、四半期収益が予想を超え、株価は9.6%上昇。また、配当を引き上げたフォードも5%株価上昇。セクター別では耐久消費財とテクノロジーが市場をけん引。欧州市場では、銀行とエネルギー関連が引っ張る形で市場は下落。銀行株のウェイトの高いスペインの株式指数IBEXは1.2%の下落。ノルウェイの石油・ガス生産のEquinorは株主への還元を30億ユーロ削減すると公表し、株価は7.8%下落した。フランスの同業のTotalEnergiesは四半期決算で利益が予想以上に下落したことを公表し、株価は3.2%下落。銀行関連ではUBSが複数のブローカーの評価下げにより株価は2.7%下落。テクノロジーや自動車株が値を上げたため市場の下落は限定的であった

2024/2/9    金

米国市場ではSP500は幾分値を下げたが史上最高値付近でとどまっている。小型株と半導体関連が上昇。ウォルト・ディズニーは利益が予想を超え、また、30億ドルの自社株買いを公表したことから株価は12%上昇。Spirit Airlinesは損失が予想以下となり、営業キャッシュフローがプラスになったことから株価が1.9%上昇。混乱が続いているNew York Community Bancorpは新しいCEOを指名し株価は5.8%下落。今年の利益が横ばいになると公表したPayPalは11%株価下落。欧州市場では幾分市場は軟化。好調な企業収益はウェイトの高いヘルスケアの軟化で相殺された。British American Tobaccoは株式の自社株買いを継続することになり株価は7.1%上昇。第4四半期の売上が上昇し、15億ユーロの自社株買いを公表したユニリバーは3.2%上昇。四半期利益が予想を下回ったことからアストラゼネカは6.4%値を下げる

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iFree8資産バランス

ファンドの特徴

このファンドは、大和アセットマネジメント株式会社が運用するファンドです。ファンドは、ファミリー・ファンド方式を採用しており、大和アセットマネジメントが運用する親ファンドに投資する仕組みです。
このファンドの、基本配分比率は、リートに25%、株式と債券に37.5%ずつ投資するもので、リートは国内と海外、株式と債券は、国内、先進国、新興国をアセットクラスとして均等に投資するものです。年1回収益分配金が支払われる仕組みですが、設定来収益分配金が支払われた実績はありません。
NISAではつみたて枠、成長枠いずれも投資対象になっています。

運用パフォーマンスについては、過去5年間のデータからリターンとリスクを推定すると、それぞれ、7.66%、10.62%(いずれも年換算)となっています。東証株価指数(TOPIX)と比較すると、リスク・リターンともに下回っています。TOPIXとの相関係数は0.8です。三菱UFJアセットマネジメント株式会社が運用するeMAXIS バランス(8資産均等型)とシャープレシオ、ソルティノレシオを比較すると、いずれもこのファンドが上回っています。


202年1月時点で入手可能な情報に基づいて記入しています

ポートフォリオ

2023年12月末時点のポートフォリオは、国内債券12.2%、先進国債券12.3%、新興国債券12.3%、海外リート13.0%、国内リート12.1%、新興国株式12.5%、先進国株式12.3%、国内株式12.3%、その他1.0%になっています

運用体制

大和アセットマネジメント株式会社

アクティブ/パッシブ

アセットアロケーション:基本ポートフォリオを維持
アセットクラス内:パッシブ運用

販売会社

大和証券、静岡銀行、武蔵野銀行など

資産残高の推移

ファンドは2016年9月に設定。設定以後、ファンドの純資産残高は、設定以来右肩上がりで成長しています。2024年1月末時点で、約665億円の純資産残高になっています

 

購入時最大手数料等

ノーロード

信託財産留保額

なし

信託報酬

  年0.242%

収益分配金

2016年のファンド設定以来、収益分配金が支払われた実績はありません

このファンドに対するコメント

収益分配金を支払った実績はありません。老後資金を形成するために積立て投資を考えるのであれば、適したファンドだと思います。購入時手数料は、目論見書上、「販売会社が別に定める」となっています。実際は、すべての販売会社で購入時手数料を徴収していないので、結果的にノーロードになっています。

同じようなほかのファンド(パッシブ運用・バランス型)と比較すると、このファンドの特徴は、国内・先進国と新興国のウェイトが同じであることです。リートに新興国のカテゴリーがないのは、新興国ではリートが十分にないためです。投資家が思っている以上に為替リスク・カントリーリスクをを採っているポートフォリオになっている可能性があります。2023年8月には、中国の不動産会社「中国恒大集団」株を保有していたことを公表しています。

世界経済インデックスファンド

セゾン・グローバルバランスファンド

三井住友・DC年金バランス50(標準型)

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

Smart-i 8資産バランス 成長型

野村世界6資産分散投信(分配コース)

MHAM6資産バランスファンド

DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)

いちよし日本好配当株&Jリートファンド(年4回決算型)

コア投資戦略ファンド(成長型)

セゾン資産形成の達人ファンド

世界経済インデックスファンド

野村世界6資産分散投信(成長コース)

HSBC ワールド・セレクション (安定成長コース)

三井住友・アジア・オセアニア好配当株式オープン(椰子の実)

のむラップ・ファンド(やや積極型)

ダイワファンドラップ ヘッジファンドセレクト

ひふみプラス

グローバル・バリュー・オープン

JP4資産均等バランス

のむラップ・ファンド(普通型)

トレンド・アロケーション・オープン

楽天資産形成ファンド

東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)

ブラックロック・インデックス投資戦略ファンド

のむラップ・ファンド(積極型)

LOSA長期保有型国際分散インデックスファンド

ファイン・ブレンド(毎月分配型)

シュローダーYENターゲット(1年決算型)

野村世界6資産分散投信(成長コース)

BNYメロン・リアル・リターン・ファンド Bコース(為替ヘッジなし)

DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)

eMAXIS 最適化バランス(マイ ストライカー)

スカイオーシャン・コアラップ(成長型)

世界経済インデックスファンド

セゾン資産形成の達人ファンド

マネックス資産設計ファンド<育成型>

JP4資産バランスファンド 成長コース

ピクテ・マルチアセット・アロケーション
・ファンド(クアトロ)

グローバル財産3分法ファンド(毎月決算型)

GW7つの卵

結い2101

アライアンス・バーンスタイン・財産設計 2040

投資のソムリエ

たわらノーロード バランス(8資産均等型)

リスク抑制世界8資産バランスファンド
(しあわせの一歩)

野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信
(通貨選択型)米ドルコース(毎月分配型)

eMAXISバランス(8資産均等型)

のむラップ・ファンド(普通型)

トレンド・アロケーション・オープンの投資戦術と資産運用の推移