目次作成がはかどらない

この前

目次の作成は、早々に暗礁に乗り上げた。いつも悩むことであるが、どの程度の難易度のテキストにするかに悩んだ。書きあがったものは、書いている側が思っているほどやさしくないことが多い。これは多分に私の日本語の問題のように思えるが、説明が上手でなければ、難解な文章が出来上がる。

Aさんは、私に依頼した時点で、あまりやさしいものが出来上がってくるとは思ってなかったようである。銀行員が読むことを前提としているので、多少骨のある内容で構わないと指示を出してくれた。

Aさんの指示のおかげで、私の腹は決まって、『ちっとも易しくない』ものを作ることにした。いや、より正確に表現すれば、『無理にやさしく解説することをしない』ものを作ることにした。出来上がったテキストの上巻の第1章は、「資産運用の基礎」なのであるが、この章にあてたページ数は15ページ。全体の10%にも満たない。

それでも、目次作成は時間がかかった。目次ができた時には、最初に示された締め切りの数日前だったような気がする。

続き

運用報告書を読みこなす~あなたが作った情報を提案しよう【FP向けセミナー】

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投資信託の情報をまとめて役に立つ資料を作成する

わたしたちが投資信託に安心して投資できるのは、運用に関する情報開示が十分に行われているからです。ファンドを購入するときには目論見書、ファンドを保有しているときには運用報告書の交付が法律で義務付けられています。目論見書や運用報告書は、同一の形式で記載されており、開示内容や各種指標の計算方法も統一されています目論見書と運用報告書は、投資判断に必要な情報が満載されたものなのです。