投信会社の反応

Brexit(英国のEU離脱)から終末を挟みましたが、投信会社では臨時レポートを出しているところが少なくありません。

これ大切だと思います。基準価額だけだと何%下がりましたという情報になってしまいますが、少なくとも、

(1)どうして値下がりしたのか

願わくば

(2)これから先どうなりそうなのか

を、責任者(担当者より望ましい)がしっかり説明してくれると安心できます。

ざっとみたところ、これにしっかり対応してくれているのが、シュローダー・インベストメント・マネジメント、日本系では野村アセットマネジメントです。参考になると思います。

学資保険を投資信託と比較すると

学資保険は投資信託と比較されることが多いと思います。そして、貯蓄機能という点だけを取り出してみれば、多くの場合、学資保険は投資信託より劣後するでしょう。

img70-ins272

その理由の一つは、死亡保障を提供しているからです。死亡保障のコストが貯蓄機能を低くします。そして、円建て保険の資産運用は、日本国債に依存しています。そのため、利回りが低く資産の増加という点では魅力が乏しいのです。

一方、投資信託は内外の株式や不動産などで運用されるものが多く、学資保険より高い利回りが期待できるのです。少ない金額で積立金を準備したいのであれば投資信託を考えてみてはいかがでしょう。