医療保険で考えておきたいこと

入院というリスクと保険いついて考えてみましょう。 お金が必要になるのは、(1)入院する時(2)入院中(3)入院後の3つの段階に分かれます。

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実は、民間の医療保険で考えておきたいことの焦点は、(1)と(3)なのかもしれません。これは、青年期&医療保障のときに解説したことと重複します。

なぜなら、入院による治療の段階では、公的医療保険による給付が充実しているからです。現在の、民間の医療保険の位置づけは公的医療保険の補完です。公的医療保険でカバーできない部分をカバーすることを考えましょう。

壮年期&医療保障

医療保険は、保険の中で一番身近な存在になっているのではないでしょうか。そして、年齢とともに保険の必要性を認識し始めるとき、最初に考えるのも医療保険。かつては、終身保険や定期保険の”おまけ”のような存在だったのですが、今では、医療保険は立派な主役の保険です。

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そして主役になってしまったので、保険料(コスト)も主役級になってしまったというのが、現在の医療保険です。あれも必要、これも必要という具合に保障を足し算で考え始めるとあっという間に予算をオーバーすることになります。

そこで、必要になるのは、安い保険を探すことではありません。不要な保障を削ることです。安い保険を探し始めると、”労多くして得るものが少ない”結果に辿りつくでしょう。