建ぺい率の緩和【FP受験対策】

防火地域・準防火地域

防火地域・準防火地域は、法律(都市計画法)で、市街地における火災の危険を防除するため定める地域として定められた地域です。

防火地域内の建ぺい率の緩和

防火地域内にある耐火建築物の建ぺい率は緩和されます。

建ぺい率の制限が80%とされる地域…建ぺい率は適用されない(建ぺい率100%が可能)

建ぺい率の制限が80%以外の地域建ぺい率が10%緩和される

準防火地域内の建ぺい率の緩和

建築基準法が改正され、2019年6月から、準防火地域内に耐火建築物を建築した場合、建ぺい率が10%緩和されることになりました。

※ 建ぺい率の制限が80%とされる地域で建ぺい率が適用されない(建ぺい率100%の建物を建てられる)取り扱いは、防火地域内だけです。

建ぺい率と容積率【FP受験対策】

建ぺい率

建ぺい率とは、敷地面積(土地の広さ)に対して、どの程度の建築面積の建物を建てられるのかを表す指標です。ドローンを飛ばして、上空からその土地と建物を映したとき、その土地がどの程度建物によって覆われているかというイメージです。

容積率

各階の床面積を合計し延べ面積を求め、その延べ面積が、敷地面積に占める割合を容積率といいます。高層の建物になると容積率は高くなることがわかりますね。