3月第1週の市況

2017/2/27    月

米国の財務長官が低金利が維持することを望むと発言したことから米ドルが上昇。金も上昇。その影響で公益株、通信株が堅調。ダウは11日連続の値上がりになる。市場は28日に行われるトランプ大統領のスピーチに注目。欧州では金属価格の下落から鉱業関連が軟調。見通しの悪い業績を公表した銀行関連も弱い

2017/2/28    火

米国市場では28日のトランプ大横領の議会でのスピーチを前に、トランプ政権の積極投資策を前提にエネルギーやインフラ関連銘柄が強い。国債は軟化しドルは上昇。不動産、電話といったセクターが軟調で、ダウ、SP500ともに上昇。DOWは12日連続の上昇となった

2017/3/1    水

米国市場ではトランプ大統領の火曜夜のスピーチを前にまちまち、週末のイエレンFed議長のスピーチにも注目が集まる。国債と米ドルは幾分上昇。ダウは13日連続の値上がりにはならなかった。欧州ではトランプ大統領が防衛費の大幅増を明言したのを受けて、航空・防衛指数が上昇。個別銘柄の収益も回復して市場は上昇

2017/3/2    木

米国ではトランプ政権の政策が変わりないことから産業・エネルギー関連を中心に値を上げ、Fedの2名の地区連銀総裁が3月での利上げを主張したことから市場では利上げ含みで銀行株が上昇。中国の工場統計が堅調であったことから資源価格が上昇し、DAXは12000を超えた

2017/3/3    金

米国では市場の過熱感から銀行株を中心に値下がり。インフレ懸念から金や銀の価格が下落し、イールドも上昇。金属関連も安い。欧州では個別企業の動きが目立ち市場は横ばい

2月第2週の市況

2017/2/6    月

トランプ政権が金融に関する規制緩和を公表して銀行株を中心に大幅に上昇。SP500とNASDAQは史上最高値を更新。労働統計が公表され、就労者数は順調に増加したが賃金の上昇は予想以下。サンフランシスコ連銀のウィリアム総裁が、2017年に3度の利上げを行うと発言したが、イールドは反応せずほぼ横ばい

2017/2/7    火

米国で主要な統計公表がな移民禁止令に注目が集まる。米国債と円は価格上昇。原油価格が下落してエネルギー関連株が軟調。タイソンフードがカルテルの疑いで調査を受け下落。欧州では、自動車株とイタリアの銀行株が下落

2017/2/8    水

Fedが3月の利上げを示唆したことから米ドルが上昇。英国のインフレが予想以上であったことをイングランド銀行が公表し英ポンドも上昇。米国市場では、日中、史上最高値を更新したが、トランプ政権の具体的な財政計画が公表されず、午後には軟化。欧州では株高になったが、右翼政党が大統領選に勝ちそうなフランスでは軟化。BNPは収益が2倍になったが大きく下落。BPやStatoilなどの原油関連も大幅安

2017/2/9    木

米国ではガソリンの供給が低下し原油価格が上昇。債券も上昇しイールドが低下し銀行株が軟化する、一方、高配当株である公益株が上昇。欧州では政治的な要因から銀行株は値を下げたが、フランスの建築関連Vinciやスペインの建築関連ACSなどが好決算を公表し値上がり、市場全体もプラスになった

2017/2/10    金

米国ではトランプ政権が、減税プランの詳細を近日中に公表すると公表し銀行株と米ドルが上昇。国債は下落。欧州ではフランスとイタリアの銀行はリスク低下が追い風となり、フランスのトタルやソシエテ・ジェネラルは決算好調で上昇。ドイツのコメルツバンクは値を下げた