11月第4週の市況

2016/11/21    月

トランプ次期政権の経済政策は利上げのスピードを速めると予想され、米ドルはユーロに対して上昇。金価格が下落し、ロンドン市場ではリオティント、アングロアメリカンなどの大手資源株が大きく軟化。イタリアは12月4日の国民投票の結果、現政権が政権を維持できなると見られており、銀行株を中心に下落。OPECとロシアの非公式な会合が始まったことを受け原油価格は上昇

2016/11/22    火

OPECの減産に目途が立ち原油価格が値上がり。エネルギー関連が値上がり。米国ではNASDAQ、ダウ、SP500、Russell2000の株式主要4指数がともに史上最高値。Fedの12月の利上げの可能性はほぼ100%とみられ、2年物のイールドが上昇。ユーロに対してドル高がひと段落して、日本の地震直後には日本円が一時急上昇

2016/11/23    水

米国ではダウが19000ドルをこえ、Rusell2000は13日連続の上昇となった。OPEC関連ではイラクやイランとの減産のための対話が延期されたが原油価格の変動は小さく、トランプ次期政権への期待からエネルギー関連銘柄は欧米市場で強い。米国では10月の中古住宅の販売も堅調であった

2016/11/24    木

米国では耐久財や製造業の統計が好調で、Fedが公表した議事録で経済が利上げに耐えうると記述していたことからイールドと米ドルが上昇、金が下落。NASDAQを除く主要株価指数は史上最高値を更新。欧州では引き続き資源関連株が堅調

2016/11/25    金

米国市場は感謝祭の祝日で休場。欧州市場では、米ドルが14年来の高水準となり、ドイツのIfo指数はほぼ横ばいで、経営者が経済成長に楽観的な見方を示す。欧州の株式市場では、通信、公益関連が値を下げたが、ノバルティス、グラクソスミスクライアンなど製薬大手が上昇し、市場全体も上昇

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