- キャッシュフロー表に描かれているものは、時間の経過(西暦・経過年数)、家族の年齢の経過、そして、収入と支出および収支と資産のお金の情報です。
- キャッシュフロー表は、将来10年後、20年後、家族の構成はどうなっていて、その時の収支と資産の状況を予測する表と理解すればよいのです
- キャッシュフロー表に影響を及ぼすものはたくさん考えられます。その中で最も大きなものは、ライフイベントです
キャッシュフロー表の内容
キャッシュフロー(CF)表は、時間の経過(西暦・経過年数)、家族の年齢の経過、そして、収入と支出および収支と資産が一つにまとめられたものです。
この中で、収入と支出は実際に予想する必要があります。収支は、収入から支出を差し引けば計算できます。資産は、現在の金額さえわかれば、毎年の収支を加減していくことにより計算できます。
将来の予想が描かれた表
CF表ができあがっていれば、将来の金銭的な予測が可能になります。だから、ファイナンシャル・プランナーはCF表を作成しようとしたがります。
しかし、実際にCF表を作ってみると、簡単にできあがるものではないことがわかります。それは、収入や支出を発生させるモノがよくわからないかったり、あるいは、金額の見積もりが難しかったりするからです。
ライフイベント
この見積もりが難しいモノがライフイベントといわれるものです。ライフイベントとは、将来発生するであろう出来事です。10年後の収入は、10年後に確定しないことも事実です。だから、CF表を完成するためには、ライフイベントをどのように予想して、どの程度のお金を見積もるのかという作業がとても大切になってくるのです。