今月は、「トレンド・アロケーション・オープン」のパフォーマンスが最もよかったです。先月のレポートでは、まったく、逆のことを書いています。少し引用しておくと、
『このファンドは、2018年末に、リスク性資産減らして、低リスク資産の比率を85%超に増やすポートフォリオの修正を行った。(「トレンド・アロケーション・オープン足下の運用状況について」2019年1月7日)
もし、市場が悪化して株式市場が大きく下落したならば、このファンドの判断は吉となるはずであった。しかし、1月以降の市場の動きをみると、中国株式は20%以上の値上がり、米国株式も10%以上値を上げている。したがって、リスク資産のウェイトを下げた分だけ市場に追いつけない結果となり、比較しているバランス型ファンド8ファンドの中で最もパフォーマンスが悪いファンドになってしまった。』
「今月(3月)は、2月と異なり、下げ相場になった。だから、こういったディフェンシブ(防御的)なポートフォリオのファンドの騰落率が相対的によくなった」、というわけです。