バランス型ファンドレポートを送付しました

7月1日、ファンドのMIRAI(バランス型ファンドレポート)を有料会員のみなさまに配布しました。レポートがお手元に届いていない方は、こちらから、お知らせください。

【市況】

6月は、米国以外の株式市場はすべてマイナスになりました。

為替は、円ドルでは幾分円安に振れましたが、ドル-ユーロの為替はほぼ横ばいでした。

米朝の首脳会談は市場に驚くほど影響を与えませんでしたが、トランプ政権が打ち出している輸入品に対する高関税の賦課、中国系をターゲットにしたIT企業への統制制限は市場に大きな影響をもたらしています。6月の騰落率で、中国市場の騰落率が10%をこえているのはその表れです。

欧州企業においても、輸出企業が中心のドイツ株式市場を中心に株価が下落しています。

一方で、OPECでは原油価格の値上がりから、原油の増産を決めましたが、トランプ政権が各国にイランからの原油の輸入をしないように圧力をかけ、増産にも拘わらず、原油価格が高騰するという状態になっています。

【参考:楽天証券のグラフ