2017年1月第1週の市況

2017/1/4    水

米国市場では幾分値を下げて年内の取引を終了。個別銘柄ではキャタピラー、ユナイテッドヘルスケア、ゴールドマンサックスなどが年間30%以上値を上げ、エネルギーセクターも20%以上の値上がりとなった。ヘルスケアはマイナス。欧州株は、資源関連株が60%をこえる値上がりとなり、銀行株も年後半にリバウンド、イタリアの株式指数FTSEMIBは年間で約10%の値下がり

2017/1/5    木

米国ではFOMCの議事録が公開され、ドル高とトランプ次期政権の財政政策に不確定要素が残るが緩やかに利上げする方針が継続して明記されていた。米国市場では自動車の販売が堅調で上昇。欧州市場では、英国の小売りを中心に軟化したがクレディスイスを筆頭に銀行株が上昇、英国の不動産関連も上昇し全体では横ばい

2017/1/6    金

米国では金融株が軟調でSP500は下落、ダウは心理的な水準の20000に届かなかったが、NASDAQは史上最高値を更新。欧州では保険会社の格付けが下がり軟化。中国で資源関連尾要見込みがよかっため金属価格が上昇

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12月第5週の市況

2016/12/26    月

米国では大きな材料はなく債券は上昇。株式はSP500は低下してダウは上昇。欧州では、ドイチェバンク、クレディスイスなどがモーゲージ関連で米当局の査察を受けていたがペナルティが確定し株価上昇。イタリアのモンテ・ディ・パスチは取引停止中だが銀行株が上昇

2016/12/27    火

欧米市場は休日。日本市場では円高により株価下落。中国市場では当初値を下げたが政府が1.8兆元の高速道路と水路投資を表明し幾分持ち直す

2016/12/28    水

米国市場では通常より50%以上取引が少なかったが、消費者信頼感指数が15年来で最高水準に上昇し、株価指数はほぼ史上最高値の水準にまで上昇。債券は2年物のオークションの需要が少なくイールド上昇。原油価格も上昇

2016/12/29    木

市場では通常の3分の2ほどの取引。借入金利の上昇により住宅先行指数が低下したことから不動産関連が大きく軟化。ダウは19900割れとなりSP500も大きく軟化。国債については5年物のオークションが堅調。ドルはここ10年で最高値水準に上昇

2016/12/30    金

米国市場では公益株が堅調となったが、金融株が軟化して全体としては横ばい。欧州市場では資源株が軟化したほか、クレディスイスが米当局から債券販売で査察を受け下落。BNPパリバも発行者となっていたことから軟化。イタリアのモンテ・ディ・パスチが再び取引停止でイタリアの銀行株が軟化