30代家族のライフプラン分析~その4

教育期間全体をカバーするためにキャッシュフロー表の期間を10年から20年に延ばします

教育関連のライフイベントでは、手当による収入と支出を相殺せずに、手当は収入として認識してキャッシュフロー表を作成します。

キャッシュフロー表の期間を20年まで延ばすと、人生の3大資金の教育資金以外の住宅資金や老後資金のことも視野に入ってきます。

世帯主の給与の上昇することを想定しなければなりません。給与は一定の割合で上昇するのではなく、中高齢になると伸び率が鈍化またはゼロになることを想定します。費用も見直します。

将来の収支を予想できると、将来の姿を予想しやすくなります。

 

30代家族のライフプラン分析~その3

インフレについては、数十年のキャッシュフロー表を考えるとき避けて通れない課題だと思います。

 

現在でも、日本は超低金利時代なのだから、インフレの影響は考えないでキャッシュフロー表を作られている専門家もおられると思いますが、ここでは、以下の理由からインフレの影響は考慮に入れるべきと考えています。 

 

1. 公的年金にはマクロ経済スライド制が導入されて、実質的に、年金額が減額されるようになっています。それを、表現するにはインフレを分析に含めるべき 

 

2. 資産運用を考えるのであれば、インフレを考慮に入れるべき