ロボアドバイザーと進める資産運用アドバイス

ファイナンシャル・アドバイザー誌(2017年1月号)でロボアドバイザーについて書かせていただきました。ロボアドバイザーとは、簡単な質問にいくつか答えると、お勧めの運用のタイプや具体的な投資信託が見つかったり、あるいは、投資に対する態度がわかったりするウェブ上のツールと考えていただければよいと思います。

簡単なものから、複雑なものまで・・・

具体的に参考にさせていただいたのは、FUND ME(カブドットコム証券)PORTSTAR(三菱UFJ国際投信)リスク許容度診断テスト(全国銀行協会)楽ラップ(楽天証券)などです。

私が書かせいていただいたのは、

こんな視点度運用アドバイスにロボアドバイザーを活かそう

というパートです。紙面は↓↓こんな感じ↓↓です。

このページは、『定性的なライフプランを踏まえたアドバイスはFPにしかできない』という内容を書いています。

次のページでは、「ライフプラン分析とロボアドバイザーを組み合わせる」という内容で、モデルケースについて、年の経過とポートフォリオの内容・資産額の推移を表示しています。

ライフプラン分析は、ライフプランイング統合ソフト「FP-MIRAI」を使用しています。

 

12月第3週の市況

2016/12/12    月

米国株式は6日連続の上昇となり、SP500、ダウはともに史上最高値を更新。OPECが非加盟国とウィーンで会談を行ったことから原油価格が上昇。米国の賃金が堅調で、米ドルは18か月来の高値水準

2016/12/13    火

WTI、Brentともに価格が上昇し原油価格は17か月来の高値となる。銅の価格も上昇し、豪ドルやNZドルなどが上昇。米国ではFedの会合を前に10年物イールドが2.5%をこえ、エネルギー・公益株が上昇。小型株が軟化し大型株が上昇したため、SP500は下落してダウは上昇

2016/12/14    水

ダウが2万を超えSP500も上昇。米国株式はインテル、アップルなどのテクノロジー株がけん引して上昇。CEOがトランプ政権の国務長官に指名されたエクソンモービルも上昇。ユーロと日本円はともに米ドルに対して下落。欧州では、Unicreditが30億ユーロの増資計画を公表し大きく上昇。MediasetはフランスのVivendiが保有比率を20%に引き上げると公表し大きく上昇

2016/12/15    木

FOMCが開催され予想とおり金利を0.25%引き上げ。ただし、今後の金利上昇のスピードは予想より早くなると見積もられる。公益株やエネルギー関連が値を下げ、米国株式は下落。大型株より小型株が下落。米ドルは日本円に対して7か月来の高値。欧州ではJ&JのスイスのActelionの買収話がなくなりフランスのSanofiが保有引き上げで交渉中。同株は大きく下落

2016/12/16    金

米ドルが対ユーロで2003年以降の最高値となり、10年物のイールドはここ2年で最高値となった。GSほかの金融株が下支えしてダウは最高値を更新。欧州でもドイチェバンク、HSBC、BNPパリバ、クレディスイスなどの大手行が大きく上昇し、新首相が指名され150億ユーロの支援が入るといわれているイタリアの銀行も上昇