7月第4週の市況

2016/7/18 月 フランス、ニースのテロにより欧州市場ではホテル・レジャー・航空株が軒並み値下がり。米国市場には、トルコの軍のクーデター情報が影響して、ヘルスケア関連が強かったものの、米国株式は史上最高値から軟化。

2016/7/19 火 ソフトバンクが英国の半導体メーカーARMを3200億ドルで買収することが報じられ欧米市場ではテクノロジー株を中心に値上がり。欧州ではトルコの混乱の影響で旅行関連が軟化。米国ではSP500が史上最高値を更新。楽観的な見方が広がり米国債、日本円は大きく軟化。トルコリラはリバウンド

2016/7/20 水 欧米市場とも材料に乏しい市場となった。米国では利益が予想を上回ったマイクロソフトやジョンソン&ジョンソンが値を上げたが、Netfliexは購買者の伸びが予想以下で値を下げた。SP500は下落したがダウは史上最高値を更新。IMFはBrexitを要因として市場成長率を下方修正

2016/7/21 木 SPがトルコの債務格付けを引き下げたためにトルコリラは軟化。Fedが年内に利上げに踏み切るとみられることから米ドルは7週間来の高値。欧米市場でテクノロジー株と自動車株が堅調で市場をけん引。欧州市場で資源株は軟化

2016/7/22 金 ECBは金利を維持し新たな景気刺激策を採用しなかったが、不良債権を抱える銀行の処理に乗り出すことを示唆し欧州の銀行株は上昇。フランスのテロ攻撃の関連で航空株は大きく軟化。米国市場では、原油の在庫が十分で原油価格は低下。サウスウェスト、インテルなどが業績不振で株価下落、Qualcomm、Ebayなどは上昇。市場全体としては軟化

img9-Jul2016

img8-Jul2016

7月第3週の市況

7月第3週の市況

2016/7/11 月 欧州ではイタリアの銀行に対する救済措置があるのではとの見方から大きくリバウンド、中国の自動車販売が大きく伸び、ダイムラー、BMWなどが大きく上昇。米国では労働統計が堅調でSP500は史上最高値付近まで上昇

2016/7/12 火 先週末の労働統計を好感してSP500は史上最高値を更新。英国でメイ氏が首相に指名される見通しとなったことから欧州市場もBrexit以降の最高値を更新。ティッセンクルップ、アルセロールミタルは合弁の話で大きく上昇。イタリアの銀行Monte Paschiは不良債権支援ファンドが入ると報じられ上昇

2016/7/13 水 米国市場では、日本を含む各国中銀の景気刺激策への期待感から株価上昇、米国債と日本円は軟化。資源関連を中心に値を上げる。欧州では、予想以上の好決算となったダイムラーにけん引された自動車株と資産売却が報じられたイタリアの銀行株を中心に上昇

2016/7/14 木 欧米市場ともに数日間の上昇ののち市場は一段落。世界的に原油の在庫が上昇し原油価格は軟化したが、銅ほかの金属価格は上昇。米国債は30年物で史上最低イールドを更新。日本円は2日間で4%軟化した後、幾分、値上がり

2016/7/15 金 イングランド銀行が予想外に金利を維持したために欧州株式は軟化。ただし、ドイチェバンク、ウニクレーディトなどが上昇し銀行株は上昇、自動車株も堅調。米国市場でもJPモルガンやアルコアの個別企業の業績が堅調でダウとSP500はともに史上最高値を更新

img6-Jul2016

img5-Jul2016