4月第2週の市況

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2017/4/10    月

米国の労働統計はここ1年で最も悪く、米国がシニアにミサイルを撃ち込んだこともあり市場はわずかに軟化。ただし、VIX指数は低いまま。Fed高官がバランスシートの縮小に言及しイールド上昇。欧州では米国のミサイル攻撃に反応しエネルギー関連や金関連が上昇

2017/4/11    火

米国ではシリアと北朝鮮の緊張から原油価格が5日連続上昇。米国市場ではエネルギー価格は上昇したが金融株が下落して市場は横ばい。国債は値を上げ、VIX指数も上昇。4人の候補者による混戦模様となっているフランス大統領選によりフランスのイールドが上昇

2017/4/12    水

シニア問題と米国が中国抜きで北朝鮮問題に乗り出すリスクから、金、円そして国債といった安全資産が値上がり。欧州では高級品ブランドが値上がりしたが、テクノロジー・金融関連が軟化して市場は横ばい

2017/4/13    木

トランプ大統領がインタビューで米ドルが強すぎると発言し米ドルは軟化。同時に中国が為替操作国ではない、Fedの低金利政策を支持するとも発言しイールド低下。欧州ではケミカルチャイナとの合併でシンジェンタが大きく値を上げ、緊張緩和の中防衛関連銘柄も上昇

2017/4/14    金

米国債、原油、米ドルは底堅く、金は値上がり。米国はアフガニスタンのイスラミックステートにも爆撃。米国では、失業保険新規申請者数が下落し消費者信頼感が上昇したものの株式は軟化。PPIの上昇が大きくFedの金融引き締めに追い風。欧州市場は銀行関連が軟化して下落

4月第1週の市況

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2017/4/3    月

市場では利益確定の動きが見られ、エクソンモービル、JPモルガン、ウェルズファーゴなどの大型株が値を下げ、SP500とダウは幾分値を下げた。OPECは減産を維持する方針とみられ原油価格はちょうど50ドルで横ばい。南アフリカは財務省解任となり、同国の通貨ランドが値を下げる

2017/4/4    火

SPが南アフリカランドを投機的格付けに格下げ。3月の自動車販売は芳しくなく、フォードが1.7%、GMが3.4%値を下げる。3月のISM製造業指数は堅調

2017/4/5    水

米国株式は方向性のない市場となり、原油価格とイールドが上昇。その結果、エネルギー関連が値を上げたが、金融株は軟化。欧州でも米国の自動車販売の不振の影響で自動車株が軟化

2017/4/6    木

米国では原油の在庫が上昇し原油価格が下落。FOMCの議事録が公開されたが株高に対する懸念が表明されており、株式市場は下落。ダウは-0.2%の下落であったが小型株中心のラッセル2000は-1.2%と大きく値を下げる。イールドと米ドルはともに軟化。欧州市場では商品関連が高く、自動車関連が安い

2017/4/7    金

地政学的な緊張が高まり、原油価格はほぼ1か月ぶりの高水準。シニアに対する軍事行動の準備やトランプ大統領の中国の習主席との会談を前にナーバスな市場となった