死亡保障、具体的には「終身保険」は、高年期には必要になります。このことを考えて、中年期に準備を始めるとよいでしょう。お金に余裕があるのであれば、一時払の終身保険に加入することができます。この場合は、準備期間は短くて済みます。
もし、一時払で保険料を支払えないのであれば、保険料を分割で支払うことを考えなければなりません。そうなると、中年期から準備をすることが必要になります。そうなると、どのくらいの保険に加入すればよいのかという疑問がわいてきますね。
保険代理店などで質問すると、「一般的には…」という答えが返ってくるかもしれません。「一般的」が一番危ないのです。それよりも、80歳、90歳時の世帯の資産を予想して必要金額を逆算したほうが賢明です。そのとき必要になるのは、個人向け貸借対照表です。